マルタへの留学を検討している人の中には、現地での滞在方法や生活が気になる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、留学中にはどのような滞在方法があるのか、現地ではどのような生活を送ることになるのか解説します。

マルタに留学する場合、主な滞在方法としては以下のようなものが挙げられます。

・シェアアパート・寮
・ホームステイ
・ホテル

ここでは、それぞれの概要とメリット・デメリットについて解説します。

シェアアパートは自分の部屋があり、キッチンやトイレ、お風呂などを共同で使用します。
アパートのタイプにもよりますが、3LDKや4LDKといった大きな間取りの部屋を複数人でシェアするのが一般的です。
学校が提供する寮も同じような形となっています。
シェアアパート・寮に滞在するメリットは、家賃を抑えられる点にあります。
また、シェアメイトとの共同生活となるため、会話の機会が増え、語学力アップにも繋がりやすいでしょう。
一方で、デメリットとしては、共用部分の使い方や騒音など、シェアメイト間でのトラブルが発生しやすい点が挙げられます。
特に留学生同士だと出身国も異なるため、母国では当たり前のことも理解してもらえない、といった事態も発生するでしょう。

海外留学における代表的な滞在方法の1つがホームステイです。
現地の一般家庭に滞在し、現地の家族と一緒に生活を送ることになります。
ホームステイのメリットは、現地の生活様式や文化をリアルに体験できる点にあります。
ホストファミリーと会話をする機会も多いため、語学力向上も期待できるでしょう。
さらにマルタの場合、ホストファミリーになるには国の審査を通過しなければいけないため、安心して利用できます。
一方のデメリットとしては、各家庭にルールがあり不自由さを感じることもある点が挙げられます。
また、ホストファミリーとの相性が合わないと家にいることがストレスになるかもしれません。

短期留学の場合は、ホテルに宿泊するのも1つの選択肢です。
ホテルのメリットは部屋のクリーニングを行ってもらえ、プライベートを確保できる点にあります。
一方で、他の滞在方法に比べると費用がかかるほか、人と関わる機会が減ってしまう点はデメリットだと言えるでしょう。

ここでは、マルタでの生活に関して以下の点について解説します。

・物価
・食事
・携帯電話
・治安

マルタの物価は、ヨーロッパの他の国や他の英語圏の国よりも低いとされています。
日用品や食料品は低価格で購入できるため、自炊を心がければ出費を抑えて留学生活を送ることも十分可能です。

食事に関しては、島国ということもありシーフードを堪能できるほか、イタリアに近いこともありイタリア料理に似ているなど、日本人にとっても馴染みやすでしょう。
外食をする場合、コーヒーやサンドイッチといった軽食であれば10ユーロ程度、レストランでも20ユーロ程度で済みます。
毎日外食をすると出費がかさんでしまいますが、週末に友達とご飯を食べに行くといった形であれば、適度に外食を楽しむこともできるでしょう。
ただし、マルタではチップ文化があるため、食事代に加えてチップも支払わなければいけない点には注意が必要です。
レストランなどで気持ちのいいサービスをしてもらった時は、食事代の10?15%ほどをチップとして支払いましょう。
もちろん義務ではないため、サービスがイマイチだったときなどは支払わないことも可能です。

留学中に使用する携帯電話に関しては、留学する前に日本で海外用のSIMカードを購入しておくことをおすすめします。
Amazonなどで販売されておりスムーズに購入できるほか、事前に用意しておけば、現地到着後すぐに使用することもできます。
もちろん現地に到着してから契約することも可能です。
日本のように契約を結んで利用するプランもありますが、プリペイド式も利用できるため、自分の使い方に応じたプランを選びましょう。

海外というと治安の悪いイメージがあるかもしれませんが、マルタは海外の中でも治安がいいとされています。
もちろん日本と全く同じ感覚で生活するのは避けるべきですが、夜遅くに出歩かない、荷物から目を離さない、人気のないところは避ける、など基本的な部分に気をつけていれば、危険な目に遭う可能性は低いでしょう。

今回は、マルタへの留学を検討している人に向けて、マルタでの滞在方法や生活について解説しました。
マルタは、物価が安く治安も比較的安定しているなど、暮らしやすさが特徴です。
滞在方法に関しても様々なタイプから選べるため、メリット・デメリットを踏まえ自身にあったものを選んでみてください。