韓流ドラマやK-POPブームもあり、韓国語や韓国文化に興味を持つ人が近年増えています。
特に高校生などの若者に美容も含め韓国ブームとなっていますが、高校生も韓国へ留学したいと考えている人がいるのではないでしょうか？
語学留学や大学留学が主流である韓国留学のなか、韓国の高校へ留学ができるか気になりますよね。
今回は、そんな韓国の高校留学についてご紹介していきます。

18歳以上から留学出来るという事が多いため、韓国の高校に留学出来るのかなと思いますよね。

韓国だけでなく、高校留学は高校同士や市町村が提携し留学生を募集しているカリキュラムがある高校でないと難しいイメージがあります。
高校留学は、現段階で語学留学や大学留学に比べ、主流とは言えない状況です。
理由として、韓国の高校へ正規留学の受け入れが少ない、ほとんどないからです。
しかし、夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用した短期交換留学のプログラムが大学校の支援の下、開催されているところもあります。
韓国の高校留学を考えている人は、学校ごとに行われている短期コースを調べてみると良いですね。

韓国での高校留学先の受け入れが少ないと言いましたが、もちろん留学出来る高校はあります。
留学出来る高校を調べる必要がありますが、留学エージェントでも紹介していただけるようなので、気になる人は問い合わせしてみましょう。

次に韓国の高校留学に必要な費用をご紹介していきます。
韓国の高校に正規入学するのか、語学学校へ留学する語学留学するのかで大きく費用が変わってくるので、その点も含めてご紹介します。

留学期間 費用

(留学くらべーる HPより引用)

留学費用の種類 費用の目安
渡航費　　　　　　　　： 2～5万円
海外留学費用（1週間） ： 0.3～0.9万円
申請手続き費用　　　　： 1.１～1.6万円
健康診断料　　　　　　： 2～4万円
学費（1週間）　　　　 ： 2～4万円
滞在費　　　　　　　　： 2～3万円
生活費（食費・交通費）： 1～2万円
(留学くらべーる HPより引用)

最初にお伝えしましたが、韓国の高校の正規留学があまり主流ではありません。
高校で長期留学をしたい人は、私立高校への編入がおススメです。なぜ公立高校ではないのか、後ほどご説明します。
その場合の学費は、一年間で180～330万円が目安となります。

また、日本の高校に通いながら夏休みなどの長期休暇を利用し語学学校に短期留学する場合、学費が1週間あたり2～4万円、1ヵ月留学の場合、3～7万円が目安となります。

先ほどお伝えした韓国の正規高校留学をする場合、私立高校への編入をおススメしましたが、なぜ公立高校ではないかという理由ですが、韓国の公立高校では、外国人の正規留学を募集している学校がほとんどないためです。
留学生を受け入れている私立高校の中には、K-POPアイドルなど韓国の芸能人の出身校として有名な韓国芸術高校や黄色の制服でも有名なソウル公演芸術高校などがあります。
(コリアプラザひろば HPより引用)

高校生のうちに「韓国を体験してみたい」、「将来韓国へ長期留学のきっかけをつくりたい」と思っている人は、短期留学からチャレンジすることも良いです。

韓国の高校留学に関する大まかな情報・費用をお伝えしてきましたが、その他伝えて出来ていない情報をお伝えしていきます。

韓国の高校教育制度
韓国の教育制度は、日本と同じく6-3-3制で、小学校6年、中学校3年にあたる9年間は義務教育です。
韓国の高校は、普通高等学校と職業高等学校に分かれています。
普通高等学校は、大学進学を主な目的とした学校であり、芸術や外国語・科学・体育などの分野を対象にした学校が別枠で設けられています。
職業高等学校は、普通高等学校の細かな分野より専門的な技術や知識を身に着けるための学校です。

また、韓国独自の政策として、中学校から高校へ進学する際には受験がないという平準化政策という政策がとられています。
高校に進学する際には、中学校の内申点をもとに学区内の学校に抽選で決まります。
日本の教育制度と似た点や違う点もあって、留学した際には韓国と日本の違いに関して話してみるのもいいのではないでしょうか？
(留学くらべーる HPより引用)

高校留学の短期プログラムでは、協定校のみではなく、韓国の大学が開催しているものもあります。
韓国語の授業はもちろんですが、K-POPダンスなど異文化体験のアクティビティなどが用意されており、語学だけではなく、韓国文化を同時に楽しみながら学ぶことが出来ます。

先ほどご紹介した韓国芸術高校やソウル公演芸術高校では、ダンスや音楽、演技などを学ぶことができ、日本からも過去に上記の高校へ交換留学生として派遣された学生がいたようです。

今回は、韓国の高校留学についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？

韓国の語学留学や大学留学に比べ、現段階では主流とは言えない状況である高校留学。
外国人留学生の受け入れが少ないことが正規留学することが難しいとされている点ですが、私立高校に編入する方法など、方法がないことはありません。
韓国の高校への正規留学は難しいですが、短期留学は低コストで簡単にチャレンジすることが出来るので、短期留学から挑戦するのもおススメです。