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高校留学:台湾の高校留学について

台湾の高校留学について


高校留学は、大きく分けて正規留学と交換留学に分かれています。
「聞いたことがあるけど、違いが分からない」という方に今回は、「台湾の高校留学」についてご紹介していきます。
それぞれのメリットや特徴が分かったうえで、自分の目的に合った留学プランを見つけていきましょう。

台湾の高校留学の特徴

高校留学というと現地の高校に通い、卒業を目指す正規留学が一般的ですが、台湾ではあまり一般的ではありません。
高校生の頃から台湾留学したい場合、台湾の大学が開催している高校生向けのサマーキャンプに参加したり、交換留学を扱う団体に応募する方法などがあります。
日本で在籍する高校によって、数日から1年間の台湾研修や国際交流プログラムを提供しているところもあるため、そういったプログラムを利用することも良いでしょう。
日本から近い距離にある台湾なら、東京から台北でも飛行機で4時間ほどのフライトと短時間となっています。
「初めての留学で不安。」「費用があまり準備できない。」という人でも、台湾は思い切って留学に挑戦できます。

交換留学とは?

交換留学とは、各高校や国の機関などが運営している留学制度です。
自費の留学と大きく異なるのが、授業料を学校や国が負担してくれるということ。
費用を抑えて留学したい人にとっては、ぜひとも利用したい機会です。
ただし交換留学は期間(最長1年間)、滞在地域、学校などを自分で選ぶことができません。
留学は異文化交流を目的とした制度なので、現地の生徒と積極的にコミュニケーションをとるためにある程度の語学力が求められることもあります。
自費留学よりも選択の幅が少ない留学方法ですが、留学費用を減らしながら、より国際的な感覚を身に付けたい人におススメです。

台湾の高校留学に必要な費用

留学でやはり気になるのが、費用の問題です。
留学する学校によって必要となる費用は異なりますが、費用が高いと諦めてしまう前にきちんと情報収集しましょう?
サマーキャンプなど短期留学なら、費用も抑えることも可能ですので、ぜひともチェックしてみてください。

◆台湾の高校留学で必要な費用

留学期間 費用の目安
1ヵ月 15~40万円
3ヵ月 30~90万円
6ヵ月 60~220万円
1年間 120~300万円

※航空券(往復)・学費・滞在費・食費込みの金額

高校生は各学校のプログラムを利用して留学する場合が多いので、留学プログラムを扱っている団体や語学学校に問い合わせるのも良いでしょう。
渡航費がプログラムによって渡航費が含まれていない場合がありますが、日本から台湾までの渡航費は往復で2~11万円と時期によって差があります。費用を抑えるなら渡航時期も重要でしょう。

◆高校生の台湾留学プログラム例

淡江大学 合宿コース概要

大学の学生寮(4人部屋)で、留学生たちと共同生活をしながら中国語を学ぶプログラムです。
最大の特徴は、同じプログラムに参加するクラスメイトと大学寮で宿泊できる点です。
食事もプログラム内に組み込まれているので、中高生が初めて海外留学するのに最適な内容になっています。

参加費用:385,000円
参加年齢:14~30歳
開催期間:7,8月 ※また春季(2月)に2週間の短期コースもあります。

台湾の高校留学情報

大学留学だと選択肢が広がる

台湾ではあまり普及していない高校留学ですが、大学留学であれば選択肢が広がるでしょう。
台湾の大学は外国人留学生を積極的に受け入れており、正規留学に挑戦しやすくなります。
また、大学付属の語学センターも高校卒業以上の年齢しか受け入れていないため、高校生のうちは日本で中国語を勉強し、高校卒業のタイミングで本格的な大学留学・語学留学に挑戦する方法もおススメです。

高校留学で必要なビザ

高校生が台湾に留学する場合、留学期間や目的によってビザの種類が変わってきます。

ビザの種類 概要
停留ビザ 交換留学の派遣期間が6ヵ月以内の場合
居留ビザ ・交換留学の派遣期間が6ヵ月以上の場合
・台湾教育部認定の高校に進学する場合


どちらもそれぞれの学校から入学許可証や台湾教育部・地方自治体によって発行される留学許可公文書など必要な書類がいくつか提示されています。
また、保護者の同意書も必要ですので、漏れのないよう1つ1つきちんと確認して行きましょう。

◆ビザ申請に必要な書類

<居留ビザの場合>
①ビザ申請書
②大学入学許可書または在籍証明、成績表およびそのコピー
③最終学歴証明書;卒業証書や成績表およびコピー
④銀行残高証明
⑤パスポート  :原本およびそのコピー
⑥健康診断証明書:原本およびそのコピー
⑦証明写真   :2枚
⑧その他個別に必要な書類
⑨申請料

まとめ

若い感性を持っている高校生の時期だからこそ、留学を通して得られるものがきっと多くあるでしょう。 英語圏が留学先としてイメージが強いと思いますが、親日家が多い国でも有名な台湾は、日本から距離も近く、フレンドリーな人が多いとされているので、気軽に留学にチャレンジできるでしょう。
留学先として候補になかったなら、ぜひ台湾留学について調べてみてください。

高校留学/台湾の高校留学について.txt · 最終更新: 2021/02/25 15:53 by ryugakupedia