留学というと、大学生や社会人になってからのイメージが強いかもしれません。
しかし、高校生のうちに留学をするケースも多く、海外に興味のある方にとっては人気のイベントとなっています。
特に、在籍している高校が国際交流に力を入れている場合には留学が必須の科目として取り入れられていることもあります。
高校留学は、若いうちから海外の文化に触れて同年代の学生と関わることで、新しい刺激や海外の文化の理解などにつながるとても良い機会です。
一度海外での生活を経験していると、将来長期的な留学やワーキングホリデーなどを考えている方なら、ハードルも下がり選択肢も広がります。

・エスパーニャ・エスパニョールが学べる
・若いうちから海外の歴史や文化に触れ、グローバルな感覚を身につけられる
・同世代の学生と交流しながら、国際的な視点を広げられる
・大学留学よりも比較的安い学費で留学できる
・高校卒業後の人生の選択が広がる

留学にスペインを選ぶということは、やはりスペイン語を学ぶ目的があるからという方がほとんどではないでしょうか。
スペイン語は、英語につづき世界で2番目に多く話されている言語だといわれ、需要の高まりとともに学習者も増えています。
スペイン語を母国後として話している国は南米を含め数多くありますが、英語が国によってアクセントが違うように、スペイン語も国によって使われている言葉が少しずつ異なります。
スペインで話されているスペイン語はエスパーニャ・エスパニョールとよばれ、私たちが良く耳にするスペイン語もこれにあたります。
よって、基礎からスペイン語を学ぶ方はやはりスペインで学びたいという場合が多いようです。

日本の高校の長期休みを利用したり、決められた期間のみ行われたりする留学方法です。
多くは1週間から4週間ほどの期間で実施されることが多く、短期間で集中的に語学を学びにいきます。
長期休みを利用する場合、日本の高校の単位に反映されることは少ないようですが、時間を有効活用する方法としては一番いいかもしれません。

長期留学は、6ヶ月から1年以上の留学のことを言います。中には高校生活のほとんどを海外の高校で過ごす人もいるかもしれません。
学校のプログラムに参加している場合は学費は抑えられますが、自身で決めて、個人的に海外の高校に入学する場合は、生活費なども全て自己負担になります。

学校同士が交換留学制度を提携していれば、交換留学生として現地の高校に勉強しに行くことができます。
その場合、学費は免除または最小限ですみ、単位も取得できます。交換留学の期間は、どの学校も1年ほどが多くなっています。

交換留学だと全て高校がサポートしてくれるため、自分で手続きをすることは必要ありません。
しかし、自身で留学に行く場合、エージェントを使うことをおすすめします。
高校生だと、初めて海外に行くという人が多く、出発までの準備や学校への入学許可の取り方などで混乱してしまうからです。
ここからは、スペインの高校留学を扱うエージェントをいくつかご紹介していきます。

・Spanish Communications
スペイン・メキシコ・ポルトガルへの語学学校または大学留学をサポートしているエージェントです。
初心者でも安心して通える学校やプランが豊富に取り揃えられています。

・スペイン留学代行センター
スペイン愛に溢れ、信頼性の高いスタッフが揃っている当エージェントは、スペインに留学したい人のモチベーションをさらにあげてくれます。
理想の留学を実現させるために、高校生であっても柔軟で最適なプランを提供してくれます。

・スペイン留学.jp
スペインと中南米に特化した留学エージェントです。
スペイン語圏の国の中に提携校が多く、ファミリーや団体向けのプランなど幅広いコースが用意されています。
出発前にスペイン語の授業が受けられるため、現地に行っても安心です。

・インタースペイン留学センター
インスティトュト・セルバンテス東京と提携しており、スペイン語を学びにスペインへ留学するなら間違いなくしっかりした情報とサポートが得られるエージェントです。
もともとスペイン語検定や語学学校を運営している大きな教育機関のため、膨大な情報とデータからあなたにあったプランを提供してくれるはずです。

スペイン語の初心者で、語学学校に通う場合は語学のレベルは気にする必要はありません。
しかし、スペイン語で授業を受けたり現地の高校に入学する場合は日常会話レベルがあったほうが望ましいです。
国際的なスペイン語DELE検定のレベルだと、B1からB2程度のレベルが理想的です。
また、スペインでは英語を使用した授業も積極的に取り込まれているため英語でのコミュニケーションが求められる場合もあります。
留学前に少しでも語学力を磨いておくと、学校生活の中で困ることは少ないかもしれません。

・入学願書
・パスポート
・日本の在籍学校の成績証明書
・中学の卒業証明書
・スペイン語力証明書（※英語力証明書が必要な場合もある）

高校留学の際、学校に提出しなければならない書類はそんなに難しいものではありません。
留学先の学校も優秀な人に来て欲しいため、やはり日本の学校の在学中の成績はいいことに越したことはないでしょう。

高校留学をすると、大人になってからもグリーバルな感覚で物事を考えられるようになり、若いうちからとても多くの経験を積むことができる貴重な機会です。
メジャーな英語圏ではなくスペイン語を学ぶことで、また新しい世界や価値観に触れられます。