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芸術留学:オーストラリアで可能な芸術分野の留学

オーストラリアで可能な芸術分野の留学


オーストラリアでは、世界的にも斬新で新しいアートが学べる「アート留学」というものが存在します。
海外の芸術やアート作品が好きな人や、海外でクリエイティブなことに挑戦してみたい人、自分の可能性を世界に向けて広げてみたい人には、ぜひ挑戦してみてほしい留学方法です。
ここでは、そんなオーストラリアでできる芸術・アート留学の内容について説明していきます。

アートを学ぶなら「メルボルン」がおすすめ!

オーストラリア国内で、芸術やアートを学ぶならダントツでメルボルンがおすすめの都市です。
メルボルンには、世界遺産を含む貴重な美術品が保管されているビクトリア国立美術館や、歴史を学べるメルボルン博物館、モダンアートが印象的なArtVoなどの有名で立派な美術館が数多く存在します。
また、街中には壁のアート(ウォールアート)と呼ばれる壁一面に描かれたアートや、奇抜なデザインのモニュメント、州立図書館の前には巨大なチェスのセットなど、遊び心溢れるアートがたくさんあります。
これらのアートはもちろん観光名所としても有名で、街のどこをみても目を引くような作品で溢れるメルボルンは、芸術分野の勉強をするには最適の都市と言えます。

どんな場所で学べる?

留学に力を入れているオーストラリアには、数多くの学校とコースが存在します。中でも「TAFE」という専門学校はアートを学ぶ場所として適しています。

◇TAFEで学べるアートの種類
・グラフィックデザイン
・ビジュアルアート
・テキスタイル
・ジュエリーデザイン
・映像、写真
・ペインティング
・デザイン研究 
・彫刻 etc…

◇注意点
当たり前ですが、授業は全て英語で行われます。
専門用語や難しい言葉をスムーズに理解するために、英語が心配な人は事前に語学学校に通うなどの対策をしておきましょう。
コースが開始した後だと、英語の勉強と並行するのは至難の技です。

オーストラリアで人気の芸術分野

◇デジタルアート
パソコンやタブレットを使用し、アートの作成を学びます。主にPhotoshopやAdobeソフトが使われ、画像や動画制作方法などのコースもあります。
世界で使われているソフトやアプリケーションを理解し、使いこなせるようにすることができるようになります。

◇ドローイング
主に鉛筆や木炭などを使った、デッサンにフォーカスした分野です。
その他にもさまざまな画材を使い、画角や光の使い方などを学びながらスキルをつけていきます。
新しい方法や画材を使った授業は、刺激的なものになること間違いなしです。

◇ペインティング
ドローイングと近い種類のコースですが、こちらは主に水彩やアクリル、油絵などを学びます。
画材の使い方の基本から、色彩理論までを勉強することができます。
さまざまな種類と大きさのキャンバスを扱い、それぞれの個性を活かした作品をつくることができる楽しいコースの一つです。

◇彫刻
街中を見てもさまざまなモニュメントを目にするように、彫刻作品も人気のアートの一つとなっています。
こちらのコースでは、色々な種類の素材を使って作る立体作品の作成方法を学ぶことができます。
この3D作品は、2Dとは違った面白さや世界観があり、素材によって作り方や機材の使い方なども異なります。

◇座学
なんと面白いのが、座学のみで芸術を学ぶコースも存在することです。
実際に作品を作ることはほとんどなく、文字どおり座学で芸術・アートを学びます。
具体的には、各時代の芸術における基礎知識や歴史、表現方法の理解や、近代美術について勉強します。
その上で、プレゼンテーションやディスカッションもあります。
将来的には制作指示やプランニングする能力が身につくため、そちら側の仕事に就きたい人にはオススメのコースです。

オーストラリアならではのユニークな芸術分野

◇チョークアート
チョークといえば、学校の黒板に文字を書くときに使われる白い塊を思い浮かべます。
オーストラリアでは、そんなチョークを使った「チョークアート」を専門的に学ぶことができます。
カフェやレストランが街中にあり、それぞれのセンスやおしゃれなデザインを持つお店には、必ずと行っていいほどこのチョークアートで描かれた素敵な絵が飾ってあります。
よく目にするのは、カフェのメニュー書きなどです。

◇壁のアート
日本では落書きとして扱われる、壁に描かれるアートですが、オーストラリアでは芸術の一つとして学ぶことができるんです。
海外アートならではのデザインや色使いなどの知識も身につけることができるので、自分で表現をしたいタイプの人にはオススメの留学方法です。

他にもこんな分野があります!

クリエイティブアーツと呼ばれる学科の中には、アートの他にも「音楽」「パフォーマンスアート」「劇場演劇」「ダンスアート」なども含まれます。
デザインや色使いを通して表現をする以外にも、体や表現力を使った芸術の種類がこちらに当てはまります。
少し視点を変えると、幅広い内容を学ぶことができるため、アート留学は魅力的なものだと言えます。

芸術留学/オーストラリアで可能な芸術分野の留学.txt · 最終更新: 2020/11/05 13:24 by ryugakupedia