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渡航:マルタへの渡航・現地移動手段

マルタへの渡航・現地移動手段


マルタは、ヨーロッパの国の中では数少ない英語圏の国です。
そのため、英語を学ぶために留学を検討している人も少なくないでしょう。
この記事では、そんなマルタへの渡航方法と現地での移動手段について解説しています。
マルタ留学を検討している人は、参考にしてみてください。

マルタへの渡航方法

日本からマルタへの渡航は、直行便がないため、ヨーロッパのいずれかの都市に行き、マルタ行きの便に乗り継ぐ必要があります。
ヨーロッパの主要都市であれば、マルタ行きの便があるため、大きな空港のある都市などを選ぶといいでしょう。
日本からヨーロッパの主要都市へのフライトは約12?13時間です。
そこから乗り継ぎ、マルタに行くには都市にもよりますが1時間半~3時間程度かかります。
乗り継ぎの時間が長くなると丸1日かけて移動することになるので注意してください。
ちなみに、イタリアのローマからであれば1時間半程度でマルタに行けるため比較的スムーズだと言えます。

空港から中心部への移動

マルタ国際空港から国内の街へは大体30?40分程度かかります。
これは、車、バス、タクシーなどで移動した場合です。
ただし、渋滞する時間帯もあるため1時間近くかかることもあります。

マルタ国内での移動手段

マルタ国内には、鉄道がないため、それ以外の手段を使って移動することになります。
ここでは、マルタにおける主な移動手段について解説します。

バス

マルタ国内での移動手段の中でも、主に使用するのがバスです。
バスには番号が振られており、バス停にも止まるバスの番号が記載されているため、何番のバスを利用するのか事前に調べておくようにしましょう。
バスの乗り方や降り方に関しては日本と同じです。
前側から乗り、乗った時にバスチケットの支払いを行います。
また、回数券の利用もできるため、回数券を購入している人は回数券を差し出しましょう。
降りるときは、降りたいバス停が来たらブザーを押してください。
ちなみに、バスが満員の場合はバス停で待っている人がいても通過してしまうことがあります。
そのため、バスを利用するときは時間に余裕を持っておくようにしましょう。

バスのチケット料金に関しては、季節によって変動します。
夏は2ユーロ、冬は1.5ユーロです。バスのチケットを購入してから2時間以内ならバスに乗り放題となります。
購入時は、お釣りが発生しないようにコインを用意するのが一般的です。お札を出すと最悪の場合乗車拒否されることもあります。
バスの運行は5時30分ごろから23時ごろまで毎日運行しています。
また、金曜や土曜に関しては、繁華街を中心にナイトバスも走行しています。
ナイトバスの料金は季節に関係なく3ユーロと通常よりも高くなっているので注意してください。
なお、バスに乗るときに覚えておくと便利なのが、ほとんどのバスが「バレッタ」という場所が起点となっていることです。
もし道に迷ってしまったとしてもバレッタ行きのバスを探して乗車すれば戻ってこられます。

タクシー

日本同様、マルタでもタクシーの利用ができます。
日本との大きな違いは、料金がメーターではなく運転手との交渉によって決まる点です。
そのため、ある程度の英語力がなければ乗車は難しいと言えるでしょう。
なお、空港からの移動に関しては、料金が設定されているため、交渉は必要ありません。
また、eCabsというタクシー配車アプリは、出発地と目的地を入力する形となっており、料金が明示されるため安心です。

レンタカー

マルタでは、レンタカーを利用することも可能です。
ただし、レンタカーの利用には国際免許証が必要となるため、出国前に用意しておくようにしましょう。
マルタは、日本と同じ左側通行であるため、海外の中でも運転しやすい国だと言えます。
しかし、荒っぽい運転をする人が多く、狭い道や一方通行の道も少なくないので注意して運転する必要があります。
また、レンタカーの多くはマニュアル車であるため、オートマ限定の人は、オートマ車があるかどうか確認してから利用するようにしましょう。

フェリー

日本では馴染みがありませんが、マルタではフェリーも移動手段として利用されます。
例えば、バレッタからスリーマという街を移動するフェリーは20分に1本程度運行しています。
目的地にもよりますが、バスで移動するよりもフェリーのほうが早いケースもあるため、覚えておくと便利です。

シェアバイク・電動スクーター

ヨーロッパ各国で見られるシェアバイク(自転車)や電動スクーターは、マルタでも利用できます。
シェアバイクや電動スクーターは、専用アプリを使って予約するだけで利用できるため、お店などに行く必要がありません。
また、専用のステーションが用意されており、そこに停めれば乗り捨ても可能です。
ちょっとした移動をしたいときはもちろん、夏場など天気のいいときにおすすめの方法です。

まとめ

今回は、マルタへの渡航方法から現地での移動手段について解説しました。
マルタへは直行便がなく、渡航は乗り継ぎが必要となる点には注意が必要です。
国内での移動に関しては、鉄道こそないものの、様々な方法が利用できるので、使い分けてみてください。

渡航/マルタへの渡航・現地移動手段.txt · 最終更新: 2021/01/06 16:47 by ryugakupedia