留学したいけど、お金が…とお金の問題で留学を諦めてしまう人もいるのでは、ないでしょうか?
しかし絶対に留学する!という決意があれば、お金の問題も必ず解決します。
現在、日本と韓国共に留学したい人を応援するための奨学金制度が充実しています。
お金がないからという理由で留学しないのではなく、奨学金制度を利用して留学することも1つの手段ではないでしょうか?
今回は、韓国留学に使える奨学金についてご紹介していきます。
独立行政法人である日本学生支援機構(JASSO)は、日本国内のみならず、海外留学奨学金制度も充実しています。
これまで多くの留学生が利用しているので、安心して利用できる奨学金制度とも言えるのではないでしょうか。
第一種奨学金 -無利子-
このあと給付型の奨学金についてご紹介しますが、給付型の奨学金支援を受けてもなお、支援が必要とする学生に向けた奨学金。
第二種奨学金(海外) -有利子-
海外の大学・大学院に進学する学生のための奨学金。
第二種奨学金(短期留学) -有利子-
国内の大学などに在学中に海外の大学・大学院に短期留学する学生のための奨学金。
上記の第二種奨学金(海外)との違いは、国内の学校に在学中であり、海外の大学などに3ヵ月以上の短期留学をする学生であること。
また、在籍中の国内の学校の学生交流に関する協定などに基づく留学であり、留学により取得した単位が、国内の在学中の学校の単位として認定される留学であること。
※引用元:海外留学支援サイト
海外留学支援制度(大学)
高校等を卒業後に国内の学校ではなく、海外の大学に進学し学士号の取得を目指す学生のための奨学金。
海外留学支援制度(大学院)
海外の大学院で学位取得を目指す学生のための奨学金。
やはりお得に留学するには、給付型の奨学金を利用することです。
給付型ですので、貸与型と違い返済義務がありません。
一方で貸与型の奨学金は、毎月決まった額を貸してもらうということですので、卒業後に返済していかなければいけません。
また貸与型の奨学金は、無利子・有利子があり、無利子の場合は借りた分だけ返済していけばいいのですが、有利子の場合、借りた額+利息が付くので注意が必要です。
ここで日本学生支援機構の奨学金をご紹介しましたが、その他企業の奨学金制度
日本学生支援機構では多くの奨学生が第二種奨学金を貸与されており、返済義務があります。
しかし韓国では積極的に留学生の受け入れを行っており、奨学金は給付型も多く、返済義務がない制度が多いです。
奨学金により待遇や支給期間が異なります。
今回はJASSO協力の奨学金をご紹介します。
韓国政府が日本国籍所持者を対象に、学士課程取得のための支援制度です。
韓国政府が日本国籍所持者を対象に、修士・博士課程取得のための支援制度です。
上記の奨学金制度の応募資格は以下の通りです。
年齢制限や成績なども応募資格に関わるので、韓国留学を決意し韓国政府の奨学金制度を受けたいと決意したら、早めに準備する必要があります。
大学のよって奨学金制度は様々で、今回は私が語学留学をしたソウル市立大学を例にお伝えしていきます。
ソウル市立大学の奨学金は3種類あります。
1.100%全額割引(全体で1名)
3学期以上登録された学生のうち、3学期連続で出席率90%以上、成績平均90点以上の学生が対象。
対象者が多数の場合最も優秀な学生1名に授与されます。
2.20%割引
各クラス成績1位の学生が対象。
次の学期登録時、学費20%免除。
3.10%割引
各クラス成績2位の学生が対象。
次の学期登録時、学費10%免除。
ソウル市立大学の語学堂で半年以上の語学留学を行う場合、成績優秀者には上記の奨学金制度が適応されます。
このように留学する大学により奨学金制度は様々で、ほとんどの大学が成績優秀者対象の奨学金制度のため、クラス上位の成績を目指す必要があります。
事前に自分の留学予定の大学の奨学金制度を調べてみるといいですね。
お金がないと諦めてしまう前に、一度奨学金制度を調べてみることがおススメです。
奨学金だと返済義務が起こるイメージが多いと思いますが、日本や韓国ともに海外で活躍する人財を支援するため、返済義務のない給付型の奨学金制度が充実しています。
調べることや応募することが大変と思うかもしれませんが、自分のやりたいことへの手段を増やすと思って、ぜひ奨学金制度を利用してみてください。