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交換留学:フランス交換留学について

フランス交換留学について


フランスへの留学の種類はいろいろあります。
語学留学・ワーホリ留学・正規留学・交換留学とありますが、今回はフランスの交換留学について知っておきたいポイントをまとめてご紹介していきます。
交換留学の条件や、注意事項などぜひご確認ください。

フランス交換留学 正規留学・語学留学との違い

正規留学とは、フランスの高校や大学に現地の学生と同じ条件で入学・卒業までを目指することを意味します。
そのため、フランス語での授業に問題なく付いていける語学レベルが求められるでしょう。
語学留学では、フランス語を学びたい外国人に向けたコースが設けられたフランス語学学校で学びます。
語学留学であれば夏休みなど短い期間を活用して利用できますし、正規留学のように語学力は必須ではありませんからハードルは高くありません。
交換留学では協定校との間で学生を派遣交換する機会を活用するもので、現地の学生と同様の授業を受ける機会が得られます。
語学学校に長期的に通うとなると休学をしてという形になるので進学に響きますが、交換留学であれば単位を互換することもできるのは大きなメリットですね!

フランス交換留学の期間や現地での生活について

・留学期間と時期は?

留学期間は1年が一般的です。
日本とフランスでは新学期の始まる時期が違うため、フランス交換留学の場合は7~9月の新学期が始まる時期に合わせて派遣され、後期の終わる5~6月に交換終了となります。

・住居について

交換留学の場合は学生寮での生活を選ばれる方が多いです。
学校の保有する学生寮であれば、キャンパスから徒歩圏内で近く、またアパートやルームシェアに比べても格安料金でステイできます!
外部のアパートなどを検討すると、保証人が必要だったり、そもそも物件探しが難航したりということも多いのでそういった面での利便性も考えて学生寮に入る方が多いのでしょう。

フランスには2種類の寮があります!
1つ目はResidence CROUS。
日本でいう生協のようなもので、国公立の大学の全てはCROUSの寮と提携していて、国籍を問わず学校の指定するR?sidence CROUSに入寮できます。
お家賃は月々180ユーロ前後などとてもリーズナブルです。

2つ目はR sidence Privee。
私立寮と呼ばれるもので自分で寮を探し、学生証を提出するだけで入寮できます。
こちらのお家賃は月々580ユーロ程度。
CROUSの寮に比べるとより設備が揃っている点でメリットです。

・具体的な授業内容について

そもそもフランスへの交換留学枠のある学校はそう多くはなく、学べる専攻にも限りがあるケースが多いです。
アートに興味があるのに、募集枠は経済学部になってしまうことも…。
学校によっては授業を自由に選べるケースもありますが、稀だと言えます。
授業は現地の学生に交じって行われるため、相応の語学力も必要になるでしょう。
外国人向けにフランス語の補習や、フランス文化クラスなどもあったりするので、興味がある方は実際に交換留学をされた学部の先輩に話を聞いてみると良いでしょう。

フランス交換留学で必要な語学能力は?

フランス語で専門分野を学ぶため、相応の語学力が必要になります。
日常会話はたやすいのは当たり前、学部留学であれば一般的にDELFB1またはB2 を語学証明として提出されるケースが多いです。
講義は日本の大学同様の進め方で、フランス語でそれも早口で進み、パワポなどで資料や具体例が提示されますが、基本的には教授がひたすら口頭で説明をすすめるパターンです。
少人数・大人数の講義がありますが、少人数講義の場合はディスカッションやプレゼンテーションが多かったりするため語学力はかなり鍛えられるはず!
交換留学を検討されている方には、ハードな学生生活が待っていることを見越して自分の専門である学問の単語や知識を事前に予習しておくことをおすすめします。

【奨学金】フランス交換留学の費用を抑えるなら必須!

フランス交換留学の費用を抑えるには、奨学金をぜひとも活用していきましょう。

方法①:Campus Franceで探す
日本の奨学金とフランスの奨学金の両方を探すことが出来ます。

方法2:JASSOで探す
海外へ留学する日本人向けの奨学金があり、個人での申し込みではなく、大学を通しての申し込みとなります。
大学の窓口に相談してみましょう。

方法3:トビタテJAPANで探す
文科省の奨学金プロジェクトです。
年に数回の募集があり、条件も毎回変わって来ているため詳しくチェックしましょう!
高校生向けの奨学金も用意もあります。

奨学金とは異なりますが、CAFという機関に家賃補助を申請することができます。
学生寮でも適応されますので、お忘れなく!

まとめ

フランス交換留学のいろはをご紹介してきました。
語学留学と比較すると、交換留学は学部内・校内での選考を通過できることが前提で、さらに現地の学生と同じ授業を受けることになるのでハードルは少し高めです。
ですが、単位の互換も可能なケースがあり、多くの方が目指す留学方法の1つだと言えるでしょう。
現地で授業内容は大変と言われることも多いですが、多くのフランス交換留学者の方がフランス語の成長・ご自身の成長を叶えて帰国されているようです!
ぜひ、あなたもフランス交換留学を目指してみてはいかがでしょうか?

交換留学/フランス交換留学について.txt · 最終更新: 2021/02/17 15:56 by ryugakupedia