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交換留学:イギリス交換留学について

イギリス交換留学について


イギリスに留学したい人の中には、どのように留学すればいいのかわからない、という人もいるのではないでしょうか。
留学をする方法には、様々なものがありますが、その1つに交換留学があります。
この記事では、交換留学について、その概要からメリット・デメリット、注意点などについて解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

交換留学とは

交換留学とは、自分が通う大学や高校が協定を結んでいる海外の学校に留学を行うことです。
留学は、半年?1年間程度の一定期間となっており、日本の学校に籍を置いた状態で行われるのが特徴です。
交換留学というと、お互いの学校から生徒を派遣し合うイメージがあるかもしれませんが、必ずしも両校が生徒を交換するというわけではありません。
交換留学の主な目的は、異文化体験や国際交流です。正規留学に比べると期間は長くありませんが、その間に日本ではできないような体験や、他の国の人たちとの交流をすることができます。

海外の学位取得はできない

交換留学の目的は先述の通り異文化体験や国際交流であり、学位取得ではありません。
そのため、交換留学をしたからといって現地の大学の学位や高校の卒業資格がもらえるわけではないので注意してください。
ただ、学位こそもらえませんが、現地で受ける授業は正規留学生と同じ内容のものなので、学びたいことがある人にとっては、非常に役立つものとなるでしょう。

交換留学のメリット・デメリット

交換留学には、メリットとデメリットの双方が存在します。
どういったものなのか確認していきましょう。

メリット

交換留学のメリットとしては、留学のためのサポートが手厚い点にあります。
例えば現地での滞在先の手配や語学コースの用意、さらにはビザ取得のサポートなど、交換留学生向けのサポートが充実しているため、通常の留学に比べると負担は少ないと言えるでしょう。
また、交換留学は日本の学校に籍を置いた状態での留学となるため、学費は日本の学校に払うもののみで構いません。
例えば、日本の大学に在籍している学生が、イギリスの大学に交換留学した場合、必要な学費は日本の大学に支払うもののみです。
そのため、学費が高い国であっても、日本の学費でそのまま授業を受けることができます。
そして、イギリスへの交換留学、という点に関しては、英語発祥の地で本物のブリティッシュイングリッシュに触れられる点は大きなメリットだと言えるでしょう。
高校生など、花井段階からネイティブの英語に触れておくことで、語学力アップも期待できます。

デメリット

一方で、交換留学には少なからずデメリットも存在します。
まず、交換留学の枠には制限があり、必ずしも留学できるとは限りません。
また、学内選考が行われるケースがほとんどで、厳しい応募条件・選考を突破して初めて留学可能となります。
応募条件は学校にもよりますが、成績や語学レベルの証明などが必要になるため、早い段階から交換留学を想定して準備しなければいけません。
さらに、交換留学はタイミングが基本的に定められています。
例えば、大学であれば、●年生の×学期に留学する、といった形です。
また、選考のタイミングも決まっているので、自分の好きなタイミングで留学できないのはデメリットと言えるでしょう。
そして、学校が自分の行きたい国や学校の交換留学を行っているとは限らない点にも注意しなければいけません。
イギリスに交換留学したいにも関わらず、イギリスの学校が対象にない、というケースも考えられます。
自身の所属する学校の交換留学に関する各種条件やルールなどをしっかりと確認しておきましょう。

交換留学のポイント

最後に、交換留学をする際のポイントについて解説します。

情報収集をしっかりと行う

先述の通り、交換留学の条件や留学先の学校は所属する学校によって大きく変わります。
そのため、事前にしっかりと情報収集を行っておきましょう。
場合によっては、TOEICやTOEFLといった語学試験を受ける必要もあるので、急に交換留学をしたい、と思い立ってもできない可能性があります。

語学力と成績

交換留学をする場合、学内の選考を突破する必要があります。
そしてその学内選考では、語学力や学校での成績の提出が求められるケースがほとんどです。
そのため、普段から語学学習に取り組み、学校の授業でも好成績を残せるように真面目に取り組む必要があるでしょう。
交換留学は、学校の代表として留学することになるため、学内での選考も厳しいものになります。

資金の確保

交換留学は、日本の学校の学費で行えるため、通常の留学よりも費用は安く抑えられます。
しかし、現地で様々な体験をするためには、少なからず費用がかかります。
そのため、現地で自由に使えるお金も少しは用意しておくようにしましょう。
また、イギリスの中でも、ロンドンとなると物価が高いので、他のエリアへの留学よりも費用がかかる可能性もあります。

まとめ

今回は、交換留学の概要から、メリット・デメリット、さらには交換留学をする際のポイントなどについて解説しました。
交換留学は、自身の学校と協定を結んでいる海外の学校に一定期間留学できる制度のことです。
交換留学するためには、学内での選考を突破しなければいけないため、早い段階から準備しなければいけません。
また、イギリスに行きたい場合は自身の学校がイギリスの学校と協定を結んでいない可能性もあるので、注意してください。

交換留学/イギリス交換留学について.txt · 最終更新: 2020/11/10 13:19 by ryugakupedia