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留学手続き:フランス留学の手続き・流れ

フランス留学手続き・流れ


フランス留学に必要な手続きと、準備期間の流れを時系列に沿ってご紹介して行きます。
「これからフランスへの留学を検討している」と言う方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

フランス留学エージェント

フランス留学の1年?半年前から

何を目的とした留学で、どこで学ぶのが最適なのか、必要な期間と予算はどの程度なのか等、フランス留学に向けた情報収集を開始しましょう。
フランス留学の情報は、日本語だけでのリサーチでは不十分になってしまう部分もあります。
いくつか信頼できるエージェントに相談をした中からプランを固めることをお勧めします。

フランスへ留学6カ月前

温めてきたフランス留学のプランを確定しつつ、留学に十分なパスポート期限の確認を行います。

フランス留学4カ月前

語学学校・滞在方法(ホームステイ・学生寮・シェアハウスなど)を決定し、手続きに進む段階です。
この時期からビザ申請に必要な書類を確認し、準備を進めて行きましょう。
日本のフランス留学エージェントを活用されるのであれば問題ないはずですが、フランス現地のエージェントを使って語学学校や滞在先を斡旋してもらう場合は、より早めの行動が必要です。
時差でやり取りが難航したり、フランスではバカンスを重視するところもあり、9月入学に向けて手続きに向けた準備を整えておきたい7月頃から連絡がつかなくなったりと言うケースも少なくありません。
ビザ申請に滞在先の記入・住居証明が必須になるので、この時期から着実に準備を進めて行きたいですね。
ワーキングホリデーでの渡航予定の方は、この時期に健康診断が必要です。

短期・長期留学に合わせたビザ申請の準備

フランス留学に必要なビザの制度や種類については、こちらの記事で紹介しています。

フランス留学のビザ制度

ビザを選択する際には、留学期間が長いほどに費用もかかりますから、費用面の事も考えてしまいますよ。
ビザの種類によっては、学生ビザであってもアルバイトが認められています。
そのため、「できるだけ費用を抑えたフランス留学を叶えたい」と考えた時に、「短期のビザを発行して、フランス現地で更新を」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、落とし穴が…!
有効期間が4~6カ月の学生ビザの場合、現地でのアルバイトは規定時間以内であればできますが、現地でのビザ更新はできません。
留学プランを考えながら、ビザの種類を選択しましょう!

フランス留学3カ月前

ビザ申請・航空券・海外旅行保険の加入といった、手続きの完了を目指す時期です。
フランス留学の各種ビザは出発の3か月前から申請が可能なので、早めに準備を進めましょう。
海外保険加入には出発日の確定が必要なので、航空券を抑えてから、海外保険加入の手続きを行って下さい。
※特にワーキングホリデーを希望する方は、ビザ申請の際に海外旅行保険加入証明書の提出が必須です。

フランス留学2カ月前~当日

徐々に荷造りを始めましょう!
お洋服など、生活に必要な身の回りのものすべてを持って行く必要はありません。
後で家族に送っても良いでしょう。現地で購入も可能です。
日本から持ってきた書籍などは重宝することも多いので、留学生活の中で優先順位が高くなりそうなアイテム・日本でしか手に入らない荷物を確認し、余裕をもった荷造りを目指します。
飛行機で持ち運べる荷物の量は、機内持ち込みと大型バッグの合計2つになります。
航空会社によっても制限重量は違いますが、おおむね合計で25?30㎏といったところです。
もちろん、追加料金を支払えばさらに持ち込めますが、郵便で送るよりもはるかに高い金額になりがちです。
そう考えると、長期留学となる1度に持って行ける荷物がとても少ないことが分かりますよね。
できるだけ無駄な荷物は減らせるよう、じっくりと時間をかけて荷物の準備を進めて行くことをお勧めします。
また、ビザや学校書類、海外旅行保険加入証明書など必要書類が全て揃っているかを確認し、出発当日は入国時に確認を求められても大丈夫なように手荷物に入れて持ち歩くと安心です。

フランス到着後の流れ

到着日~入学前日

空港にピックアップしてもらう予定の方は、学校スタッフの迎えを待ちましょう。
ご自身で滞在先まで行かれる場合は、事前に滞在先へのルートを調査しておき、学校初日に迷わないよう学校へのアクセスも日本を発つ前に確認しておくと良いです。

◇6か月以上のフランス留学をする場合はOFIIの手続きが必要

6か月以上の留学をする場合、フランス入国後3ヶ月以内に以下のサイトで登録が必要になります。
https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr/particuliers/
この手続きを行わないと、ビザが無効になる可能性があります。
また、手続きに時間がかかるケースもあるので、到着後できるだけすぐに行いましょう。

◇大学で長期に学ぶ場合はCVEC&社会保険への加入が必要

交換留学の学生、奨学生であれば関係ありせんが、フランスの高等教育機関(大学など)
で学ばれる場合にはCVECへの登録が必要です。
CVECはContribution Vie Etudiante et de Campus の略称で、学生生活やキャンパスに対して何らかの貢献をしてくれる制度のことです。
フランスの高等教育機関に登録するためには、この負担金の支払い(年間90ユーロ)が必須になっています。
下記のサイトから登録・支払いが可能です。
https://cvec.etudiant.gouv.fr/

学生用の保険加入セキュリテ・ソシアルに加入するには、移民局(OFII)でビザを有効化した書類が必要です。
用意ができたら、外国人学生専用の保険加入サイトからオンラインで登録を進めましょう。

まとめ

フランスの留学手続きについてご紹介しました。
フランス留学にあたって、ビザ発給にはキャンパスフランスでのビザ申請・大使館での面接などの手続きが必要になります。
また、フランス到着後にもビザを有効化するための手続きや、高等機関在籍に必要な諸登録など留学に向けた手続きは少し難易度が高いものです。
必要であれば、エージェントの助けも得ながら、留学直前や現地で困らないよう、早めの準備を始めて下さい。
皆さまのフランス留学が充実したものになりますように…。

留学手続き/フランス留学の手続き・流れ.txt · 最終更新: 2020/11/26 14:57 by ryugakupedia