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留学手続き:イギリス留学の手続き・流れ

イギリス留学の手続き・流れ


これから、イギリスに留学しよう、と考えている人の中には、留学に向けて何をすればいいのかよくわからない人もいるでしょう。
この記事では、留学をする際の具体的な手続きとその流れについて解説します。
最初にやるべきことから、出発前に忘れずにやっておきたいことまで詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

情報収集をする

まずは、留学に関する情報収集を行いましょう。
どのような計画でイギリスに留学をするのか、現地では何をするのか、など留学を通してしたいことや達成したいことをはっきりとさせるために情報を集めてください。
情報はインターネットやSNS、書籍、さらには留学イベントへの参加など様々な方法で行うことができます。

エリアと学校を選ぶ

留学のイメージが湧いてきたら、実際にどのエリアに留学するのか、そしてどの学校で勉強するのか選ぶようにしましょう。
イギリスと一言で言っても大都市のロンドンやマンチェスター学生街のケンブリッジなど多岐に渡ります。
語学を学ぶのであればどの都市でも学ぶことはできますが、気候や治安、家賃相場などは異なるので、予算や希望などに合わせて選ぶようにしましょう。
また、学校に関しては大学や大学院であれば、勉強したい分野を扱っている学校、指導してもらいたい先生がいる学校を選ぶことになります。
一方で、語学学校に関しては、英語を学ぶという点ではどの学校も共通しているため、授業形態や授業料、学校の規模、立地などを考慮して選んでみてください。

必要に応じてIELTSを受験する

イギリスの大学や大学院などに留学する場合、基本的にIELTSのスコアを利用して英語力の証明を行う必要があります。
自分の行きたい大学や大学院がどのくらいのスコアを必要としているのか確認し、受験するようにしましょう。
最初から目標とする得点に届かない可能性もあるので、早い段階から勉強を始めておくことをお勧めします。

パスポートを申請する

海外に行く場合パスポートは必須です。まだパスポートを持っていない人はパスポートの申請を行うようにしましょう。
また、すでに持っている人はパスポートの有効期限をチェックしてください。もし期限が1年未満しか残っていない場合は新しいものを申請するようにしましょう。
パスポートの申請場所は各自治体のホームページなどを確認してください。
また、申請してから実際に交付されるまでは1週間ほどかかります。
念の為1ヶ月以上の余裕を持って申請することをお勧めします。

ビザを取得する

留学期間によってはビザの取得も必要になります。
留学生が利用できるビザは、以下のようにいくつかの種類があります。

1、Short-Term Study Visa(6ヶ月)
2、Short-Term Study Visa(11ヶ月)
3、Tier4 Student Visa
4、Tier 5 Youth Mobility Scheme

1と2は語学学校に行く人が取得するビザです。
3は大学や大学院などに行く人向けのビザで、4はいわゆるワーキングホリデービザとなります。
イギリスの場合ワーキングホリデービザとは言わず、YMSビザと呼ばれます。
なお、1のビザに関しては事前の申請は必要ありません。入国時にビザが発行されます。
つまり留学期間が6ヶ月未満の場合はビザの申請はしなくていいということです。

滞在方法を決める

留学先でどのような滞在方法をするのか、についても決める必要があります。
一般的には以下のような方法が挙げられます。

・ホームステイ
・学校の寮
・フラットをシェア

ホームステイは現地の家族と一緒に暮らすことになるので英語力の向上が期待できるほか、朝食や夕食がついてくるのが一般的なので、生活しやすい点が特徴です。
また、学校によっては量を所有しているケースもあります。
寮は基本的に学校の近くにあるので通学がしやすいでしょう。
そして、複数人で部屋をシェアすることも可能です。
留学当初は語学力が低く難しいかもしれませんが、慣れてきたらチャレンジしてみてもいいでしょう。

航空券を手配する

入学する学校の入学許可を受け取り、ビザも無事に取得でき、滞在先も決まり、出発日が決まったら航空券を早めに手配するようにしましょう。
日本とイギリスは時差があるため、時差ボケを治すためにも、現地の環境に慣れるためにも、学校が始まる1週間前をめどに入国するといいでしょう。
なお、航空券を購入する場合、価格はもちろんですが、現地到着時間も考慮するようにしてください。深夜到着だと滞在先までの移動手段がない可能性があります。

海外旅行保険に加入する

現地で怪我をしたりや病気にかかったりする可能性もあるため、保険の加入は必須です。
ただしイギリスの場合、6ヶ月以上留学する人はNHSという国民保険サービスに加入できるため、こちらの保険を利用することも可能です。
6ヶ月未満の人は海外旅行保険に必ず加入するようにしてください。

歯科検診を受けておく

NHSを利用できない人がイギリスで歯科治療を受けると、高額な費用負担を強いられることになります。
そのため、日本を出発する前に必ず歯科検診を受けておくようにしましょう。虫歯がある場合は治療を済ませ、親知らずなども抜いておくことをお勧めします。

カードを用意する

現地で生活をするときに、持っていると便利なのがクレジットカードです。
クレジットカードがあれば、現金を持ち歩かなくて済むのはもちろん、多くのお店でクレジットカードの利用ができるので非常に便利です。
また、日本の口座から現地のATMで現地通貨を引き出すことができる国際キャッシュカードも用意しておくと役立つでしょう。

まとめ

今回は、イギリス留学の大まかな流れとやっておくべき手続きなどについて解説しました。
留学するまでにやるべきことはたくさんあるため、途方もなく感じるかもしれません。
しかし、1つずつ着実にこなしていけば、それほど難しくはありません。時間に余裕を持って、計画的に準備を進めるようにしてください。

留学手続き/イギリス留学の手続き・流れ.txt · 最終更新: 2020/10/22 16:41 by ryugakupedia