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留学手続き:台湾留学の手続き・流れ

台湾留学の手続き・流れ


台湾留学は語学留学か正規留学によって、手続き・準備が異なります。
日常会話レベルの中国語、または英語が出来る方は自分で留学手続きすることも可能ですが、「中国語、英語ともに苦手です」という方は、留学エージェントなど留学準備代行会社を利用して手続き・準備をすることがおススメです。
そんな今回は、台湾留学の手続き・流れについてご紹介していきます。

台湾留学の準備スケジュール
①留学期間・留学先(学校)を決める
   ↓
②奨学金利用の検討
   ↓
③入学・ビザ申請をする
   ↓
④荷物の準備
   ↓
⑤留学出発当日

留学1年前

まず留学期間を決め、台湾留学の情報収集を行いましょう。
語学留学や正規留学が主流である台湾留学ですが、どんな違いがあるのでしょうか?

語学留学・正規留学の違い

語学留学:大学付属の語学学校や民間の語学学校で留学先の言語を学ぶ留学。
入学時期は、春季・夏季・秋季・冬季およびサマークラスに分かれており、申請締切日がそれぞれ決まっているので注意しましょう。
語学留学は1週間~1年自分に合った期間で留学出来ることもあり、社会人の方にも人気の留学となっています。
正規留学:現地の大学や大学院に正規学生として入学。
大学や大学院で専攻する分野を学ぶ正規留学は、学校によって出願期間が決まっているので、事前の確認が必要です。

学校選び

台湾留学は、留学の目的によって学費が大きく異なっています。

留学目的 学費目安
語学留学(1学期間) 8~14万円
大学正規留学(1年間) 17~23万円


1学期間(3ヵ月)の語学留学の場合、学費がおよそ8~14万円なのに対し、1年間の正規留学の場合は、およそ17~23万円となります。
台湾現地で中国語を上達させたいという考えの方は、語学留学が良いでしょう。
そして、台湾現地の学生たちと専門的な分野を学びたいという方は、大学・大学院に正規留学されることをおススメします。
学費を例に挙げましたが、自分の留学目的に合った学校を選ぶことが大切です。

留学6ヵ月前

続いて、留学半年前には、どのような準備をしていけば良いのでしょうか?

留学先へ入学申請をする

留学したい学校が決まれば、学校のHPを確認!
入学に必要な書類を集めましょう。
パスポートコピーや銀行の残高証明書など、学校によって必要書類が異なります。
書類によって、発行や手元に届くまでに時間がかかるものがありますので、余裕をもって準備をすることが大切です。

ビザ申請

台湾当局が指定する大学付属の語学学校で中国語を学ぶ留学生は、語学研修査証(学生ビザ)を取得できます。
このビザは、ノービザ(観光ビザ)とは異なり、語学留学が目的で90日間の滞在が可能。
また、必要に応じて1度だけ最長90日間のビザ延長も出来ることが特徴です。
台湾に半年以上1年の長期留学の場合、居留ビザを留学生はじめ外国籍の人は取得しなければいけません。
語学研修査証(学生ビザ)の場合、90日間以上を超え、最長90日以上のビザ延長を行い、更に滞在するためにビザ延長を行うには、台湾現地ではできません。
そのため、日本に一時帰国し、再度ビザを取得しなければいけません。
手間も費用もかかるため、長期留学が決まっている場合は居留ビザを取得するようにしましょう。

留学3ヵ月~1ヵ月前

次に留学3ヵ月~1ヵ月前の準備です。3ヵ月~1ヵ月前はどのような準備をすればいいのでしょう。

滞在先手配

留学中の滞在先についてですが、日常会話レベルの中国語が話せる方は、留学前に台湾へ行き、自分で探すのが良いのでしょう。
しかし、中国語がまだ話せないという方は、留学エージェントを利用し、滞在先を見つける方法があります。
立地条件・家賃・間取りなどを伝えると留学エージェントから滞在先候補を紹介されます。
また、学生寮に滞在する場合、家賃が安いため部屋が早く埋まり、入居出来ないことがあります。
そのため留学が決まれば、入居手続きを早めに行うようにしましょう。

航空券手配

入学日が決まれば、航空券を購入しなければいけません。
日本(東京)から台湾までの渡航費用は、直行便で往復2~8万円、乗継便の場合、往復3~11万円と費用の差が大きくなります。
台湾は人気な留学先であるとともに人気な旅行先であるため、観光シーズンには渡航費が通常価格により2倍3倍と高くなります。
渡航時期によって航空券が高くなってしまうため、渡航時期にも注意が必要です。

留学直前

いよいよ留学直前準備です。
最後にはどのような留学準備が必要なのでしょうか?

公的手続き

台湾へ長期留学の場合、現在お住まいの地域で住民票をそのままにしておくと、留学中も引き続き国民健康保険など税を納める必要がありますが、役所で海外転出届を提出すると納税の義務はなくなります。
しかし、将来的に日本に帰国し、国民年金の受給を受けたい方など海外転出届を提出するにあたり、メリットデメリットがあるため、その点にも考慮し公的手続きを行う必要があります。

生活品・荷物の準備

最後は留学に必要な荷物の準備です。
留学中に使う物ですので、日ごろ使い慣れた物があればそれを持っていくことがおススメです。
慣れない土地での生活は、楽しみがありますが、ストレスを感じることもあります。
そのため使い慣れた物があるとストレスが軽減されるため、使い慣れた物を持っていくことをおススメです。
また、現在(2020年12月)新型コロナウイルスの影響で、国際郵便に遅延が発生しています。
渡航した後で荷物が届いていないことがないように、余裕をもって準備し送るようにしましょう。

まとめ

入学申請・ビザ申請・滞在先手配・航空券購入...どれもすぐに準備が出来るものではありません。
申請締め切り日などきちんと確認し、余裕をもって準備を行うことが大切です!

留学手続き/台湾留学の手続き・流れ.txt · 最終更新: 2021/01/08 16:51 by ryugakupedia