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費用:アメリカ留学の費用

アメリカ留学の費用


義務教育は生活費のみ、大学以上は学費が加算される

アメリカ留学の費用は、留学をする年齢によって違いがあります。
アメリカでは高校までが義務教育となっており、公立校であれば学費は掛かりません。
しかし、公立校では基本的に1年程度の短期留学しか認められていないため、丸々すべての期間をアメリカで過ごすためには私立校(ボーディングスクール)に通う必要があります。
私立高になると学費も掛かってきますので、費用は割高になるでしょう。そして、大学以上(短大・大学院含む)の留学や語学留学も学費+生活費が必要となります。

おおよその大学生留学費用

『留学』といえば、一般的には大学以降で考えることが多いでしょう。
では、実際にアメリカ留学をしてみると、どのくらいの費用が掛かるのでしょうか?今回は人気の留学地である、ロサンゼルス、シアトル、ニューヨークの大学を私立と州立大学でピックアップし、相場を大まかに見てみたいと思います。

★おおよその留学費用(年間)※

ロサンゼルス シアトル ニューヨーク
USC(私) UCLA ゴンザガ大学(私) ワシントン州立大学 コロンビア大学(私) ニューヨーク州立大学
生活費 250万円 250万円 200万円 200万円 360万円 360万円
学費 600万円 450万円 500万円 300万円 600万円 200万円
合計 850万円 700万円 750万円 550万円 960万円 560万円

▼参考:ロサンゼルス生活費は、2017~2019滞在時の相場
・USC
・UCLA
・シアトル生活費
・ゴンザガ大学
・ワシントン州立大学
・ニューヨーク生活費
・コロンビア大学
・ニューヨーク州立大学

上記の生活費は、大学の寮などは使わずに自身で家を借りる場合を想定しています。
シアトルでは月15万~、ロサンゼルスでは月20万円~、ニューヨークでは月に30万円~程度必要になるでしょう。
アメリカでは地域により、家賃や物価にかなりの違いがあります。
大体の留学生はルームシェア(1LDK~)もしくは一人でスタジオ(ワンルーム)を借りるでしょう。
その場合、シアトルでは~10万円、ロサンゼルスでは12~3万円前後、ニューヨークでは20万円前後掛かります。
そこに食費や水道光熱費、通信費、交際費が加算され、大体上記のような金額になるはずです。

ただし、大学内の寮に入る場合は、どこの地域でも食事付きで150~200万円程度で収まるようですのでおすすめです。
学費は私立と州立、またその大学のレベルによって差があります。
私立高であるロサンゼルスのUSCやニューヨークのコロンビア大学は年間600万円ほど、一方でニューヨーク州立大学は200万円程度で収まるようです。
しかし、ロサンゼルスのUCLAなど”名門”と呼ばれる州立大学は比較的学費も高額で、私立大学よりも少し安い程度となっています。
平均を出してみると、私立は年間約837万円、州立は587万円掛かるようです。
4年間に換算すると私立で3,348万円、州立で2,348万円となります。
留学生は、原則アルバイトや就労は禁止(学校内でのアルバイトは可能)されているため、ほとんどの費用は日本から用意しなければなりません。
そのため、行きたい大学と費用をよく検討することが重要となるでしょう。
※すべての数字は$1=100円換算で行っています。実際はその時の為替レートで費用は変わってきます。

地域によってかなり変わる物価

上記で挙げたロサンゼルスやニューヨークなどはアメリカの大都市であるため、家賃や物価が高い傾向にあります。逆に生活費を抑えるためには、「地方」と呼ばれる都市に行くのも一つの手です。
また、地方であれば日本人留学生も少なく、周りが現地の学生ばかりですので、英語の習得も早くなるというメリットがあります。
一方でデメリットとして、英語が話せないと生活が困難であること、また地域によっては差別等の問題も発生します。
生活のしやすさに影響しますので、現地にいる方とコンタクトを取って情報収集をしたり、本人の意志をしっかりと確認して、留学に行く地域を選びましょう。

アメリカ留学の学費を抑えるテクニック

今までお伝えしたように、アメリカ留学にお金が掛かることは事実です。しかし、留学の質や満足度を下げずに費用を抑えるテクニックもあります。

<学費を抑えるテクニック>
・奨学金(アメリカ、日本)
★各留学先の学校
独立行政法人 日本学生支援機構
・コミュニティカレッジ

<生活費抑えるテクニック>
・寮
・ホームステイ
・ルームシェア

留学をするうえで、一番お金がかかるのが「学費」です。
年間で数百万円掛かる学費ですが、奨学金を受け取ることができれば、費用の全額もしくはほとんどをカットできるでしょう。
各大学で用意されていたり、日本で用意されていたりするものも色々とありますので、まずは調べてみて、受け取れる可能性のあるものをピックアップしましょう。
また、大学1・2年の期間は、アメリカの公立大学(短大相当)であるコミュニティカレッジもおすすめです。
コミュニティカレッジはすべての人に高等教育のチャンスを与えるため、高校卒業以上、そしてある程度の英語力(TOEFL IBT46~60が大半)があれば誰でも入れます。
学費は年間100万円程度で、優秀な成績を収めれば3年時から4年制大学への編入も可能なため、現地の学生たちも利用する学費を抑えるテクニックです。

そして、生活費を抑えるには”共同生活”を上手く活用しましょう。
大学が提供している寮であれば食事付きで年間~200万円程度、さらにルームメイトと仲良くなるチャンスもあります。
また、ホームステイも多くの場合食事が付いてきて、ホスト家族と交流のチャンスがあります。もしくは、仲の良い友だち同士でルームシェアをすれば、費用を抑えつつ楽しい毎日が過ごせるでしょう。

費用/アメリカ留学の費用.txt · 最終更新: 2021/02/09 17:02 by ryugakupedia