オーストラリアは日本人だけでなく、世界中の留学生から人気のある国です。
都市によって魅力が全く異なるため、自分の目的にあった場所を選び、理想の生活をすることができるのも面白い点の1つです。
この記事では、オーストラリアに留学している日本人の特徴や生活などについてまとめています。
海外留学協議会(JAOS)の調査によると、2019年のオーストラリアへの日本人留学生の数は16,426人です。
これは世界別だと第2位で、1位はアメリカ、3位はカナダとなっています。
また、留学の種類の割合は、3ヶ月以内の短期留学が1番多く、続いて3ヶ月以上の長期留学となっています。
短期留学生の割合が長期留学生よりも約4倍多いため、観光ビザを利用して気軽に留学している人が多いことがわかります。
※参考元:一般社団法人海外留学協議会(JAOS)
①勉強と遊びを両立させたいタイプ
②のんびりとしたオージーライフを楽しむタイプ
③在豪日本人とは関わらないタイプ
④在豪日本人とのみ関わるタイプ
⑤勉強と仕事をどちらも全力で取り組むタイプ
自然も観光地も充実しているオーストラリアでは、自分の理想や目的にあった都市を選ぶことができます。
多くの学生は、オーストラリアの雄大な自然やのんびりとした暮らしに憧れており、日本では味わえないような生活が人気です。
また、中にはなるべく在豪日本人とは関わらず英語のみで生活しようとする人もいます。
個人の自由ですが、あまり過度に日本人を避けたり、反対に現地の友達を作らず、英語を話さない生活になるようなことはおすすめできません。
異国で生活していると、少なからず日本人グループの情報網に助けられることもあるため、人付き合いは大切にしましょう。
数ある留学先の中でもオーストラリアを選ぶ理由はさまざまですが、中でもオーストラリアならではのよくある理由をいくつかご紹介します。
・大自然を楽しめる(ビーチ、キャンプ、世界遺産、国立公園、珍しい動物など)
・多国籍な文化を体験できる(国際色豊かな人、食べ物、歴史など)
・オージーイングリッシュを学ぶことができる(学校では学べないような独特なスラングもたくさん!)
・観光地やイベントが充実している(毎週末のマーケットや地元のイベントなど)
・外国人にとって暮らしやすい(公共機関、天候、食文化、仕事のしやすさなど)
その他、日本からの時差が少なかったり親日国だったりすることもあり、馴染みやすさと人気な国という点から「とりあえずオーストラリア!」という選び方をする人が多いのも事実です。
オーストラリアにいる多くの留学生は、シェアハウスに住んでいます。
1つの部屋を数人でシェアするか、1人1つの個室があるシェアハウスもありますが、キッチンやバスルームなどのスペースをハウスメイトと共有するため、1人暮らしをするよりも家賃が安くすみます。
他にも、一般家庭の生活を体験できるホームステイや、子守などの家事手伝いをして暮らすオーペアなど、オーストラリアには様々な生活の種類があります。
オーストラリアの学生ビザは、合法で働くことができます。
週20時間以内と労働できる時間に決まりがありますが、最低賃金は19ドル?(1時間)と高く、学費や滞在費に当てることができるため、多くの留学生はアルバイトをしています。
オーストラリアでは常に幅広い職種の求人があり、外国からの留学生にとっても仕事を探しやすい環境です。
オーストラリアに来たばかりの日本人にとって1番仕事を得やすく働きやすいのは、日本食レストランです。
オーナーやスタッフがほとんど日本人であることが多く、英語が苦手でも海外で仕事をすることに慣れる環境としては最もハードルが低いと言えます。
多くの留学生が通う語学学校は、主にシティに集まっており、専門学校や大学は郊外にあることが多いです。
多国籍なオーストラリアらしく、学校の教師やスタッフは必ずオーストラリア出身というわけではありません。
中には何ヶ国語も話せる人や、親戚に日本人がいるなんていう人がいる場合もあります。
授業は基本的にフレンドリーに行われ、教師とも友達のような距離感で話すことが普通です。
自分から進んで意見を述べたり、常にジョークを飛ばしながらの授業スタイルはオーストラリアならではです。
さまざまな国籍が集まるオーストラリアでは、世界中の料理を楽しむことができます。
それぞれの国のプロフェッショナルなシェフがいるため、本場の料理を味わうことができ、現地の人もグルメな人が多いです。
日本食に関しては、街中に寿司屋やラーメン屋があり気軽に食べることができます。
しかし、味や材料が海外向けにアレンジされているため、日本で食べるような本物の日本食とは少し異なる場合もあります。
キンキンに冷えた寿司屋、麺が伸びきったラーメンなど普通にあるため、自分が食べたいものは自分で作るのが1番よいかもしれません。