様々な留学の種類がある中で、「スポーツ」に特化した留学スタイルがスポーツ留学です。
あまり聞きなれない方もいるかもしれませんが、海外でスポーツを学んだりアスリートとして活躍したいという方にはメリットがたくさんある留学スタイルのひとつです。
スポーツ留学をする上で、理由や目的は人それぞれに異なります。 とはいえ、スポーツ留学をする人のタイプは主に、「既にアスリートであり、スキルや知識、経験を磨くために留学する人」と「指導者や資格取得を目指して現地で勉強するために留学する人」の二つの目的に分かれます。

スペインといえば、世界最高峰のビッグクラブが集まるサッカー大国です。
スペインリーグ（リーガエスパニョーラ）なども、国際的なサッカーイベントとして有名です。
サッカーに通ずる方なら、スペインという国はたくさんの魅力にあふれている国ではないでしょうか。
そのため、日本人のみならず世界中から毎年多くのサッカー留学生がスペインに集まってきます。

スペインでのサッカー留学で取得を目指すことができる資格は二つあります。
サッカー大国のスペインでは、サッカー指導者のためのライセンスも立派な資格として取得することが可能です。

サッカー協会が発行し、UEFAに繋がる資格です。
サッカー協会が主催するコースに参加して取得することができます。

スペイン国内のみ有効な資格で、UEFAには繋がりません。
各自治州が発行しており、私立の学校が行政から委託されてコースを開講している場合もあります。
こちらの資格は、教育現場でも活用することができます。

テニスもまたスペインで大人気のスポーツのひとつです。
数々の世界トップのテニスプレイヤーを輩出しているスペインでは、テニス留学をすることもできます。
特に、ジュニアでプロを目指している方なら一度スペインで本格的に学んでみるのもいいでしょう。
世界的に活躍するプレイヤーになるためには、一度世界に出ていろんな人たちと出会い、刺激を受けられる留学は貴重な経験になるはずです。
【ラファナダルアカデミー】
なんと、あのプロテニス選手のラファエル・ナダル選手が創設したテニスアカデミーがスペインにあります。
2016年にナダル選手の故郷であるスペインのマヨルカ島につくられた大きな施設で、最短一週間からの留学の受け入れが可能です。
テニスコートはもちろん、ジムや宿泊施設なども整っており、テニスに集中して取り組める環境となっています。
世界中から多くのプレイヤーが集まるためグローバルな交流が可能で、将来的に世界の舞台で活躍したい方にはぴったりの環境だといえます。
スペインのほかに、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど、有名なテニスプレイヤーを輩出してきた国でテニス留学が可能となっています。

世界中から様々な国籍の人たちが集まってくるため、自然とグローバルな環境になります。
スペイン語のみならず、英語でのコミュニケーションも必須の場合もあります。
慣れるまでは大変ですが、国際的な感覚になれると怖いもの知らずになれます。
新しい環境の中で切磋琢磨しあう仲間ができれば、コミュニケーション能力だけでなく国際的な価値観・感覚も身につけることができます。

スポーツ留学では、とにかくそのスポーツに専念して生活することができます。
中には海外で練習をしていると、縁があって地元のチームの監督にスカウトされることだってありえてしまいます。
日本ではなかなかない機会をつかむチャンスがたくさん転がっているはずなので、やってみたいことには全力で取り組んでみましょう。

世界中から様々な国籍の人たちが集まってくるため、自然とグローバルな環境になります。\\
スペイン語のみならず、英語でのコミュニケーションも必須の場合もあります。
また、海外になれていない場合は日本とは全く違う環境の中での生活が大変に感じるかもしれません。
慣れるまでは大変なことも多いですが、それを乗り越えることで精神的にも鍛えられ、自分で乗り越えられる力を身につけられます。

・指導者になるための勉強もできる！?
中には、現役を引退またはシフトチェンジのため、指導者として将来的に活躍したいと思う人もいます。
そんな人には、スポーツを学問のように学べるコースも存在します。
例えば、スポーツ系の専門学校や大学に行けば、スポーツの指導方法、マネージメント、運営管理、組織管理などのロジカル的な内容を勉強することが可能です。
卒業後は、資格を取得したり、仕事を紹介してもらえたりなるようになるかもしれません。
また、直接スポーツチームや選手に関わらなくても、スポーツ団体を支援する組織や企業での活躍もできます。
そのような形でスポーツ業界をサポートしていきたいという人には、スポーツ留学はオススメです。