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資格取得:韓国留学で取得できる資格

韓国留学で取得できる資格


韓国留学をし、せっかく韓国語を学んだなら、就職や仕事に活かしたいと考えている方が多いのではないでしょうか?
履歴書に書けるような資格が取れるといいですよね。
英語は英語検定やTOEICなどがありますが、韓国語だとどのような資格があるのでしょうか?
今回は、韓国留学で取得できる資格を紹介していきます。

ハングル能力検定試験

ハングル能力検定試験は、韓国・朝鮮語検定で日本で一番歴史が長く、唯一日本語母語話者のための検定試験です。全国主要都市の会場と全国各地に準会場を設置。
多数の高校、大学などで当検定資格を単位として認められています。
(慶応義塾大学・立教大学・神奈川大学・関西大学等...他多数)
(ハングル能力検定協会HPより引用)

問題文自体は日本語のため、韓国語を勉強したての方でも気楽に受験することが出来ます。
文法や発音など基礎的な部分も細かく出題されるため、しっかりと勉強する必要があります。

基本情報
主催  :NPO法人ハングル能力検定協会
試験日程:年2回(春季6月第1日曜/秋季11月第2日曜日)
公式HPのURL:https://www.hangul.or.jp/

各級のレベルについて

5級 :韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、
    それらを用いて表現できるレベル。
4級 :基礎的な韓国・朝鮮語を理解し、決まり文句を用いて様々な場面であいさつや相槌、質問ができ、
    事実を伝えることができるレベル。
3級 :日常的な場面で使われる基本的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できるレベル。
準2級:日常的な場面で使われる韓国・朝鮮語に加え、より幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を
    ある程度理解し、それらを用いて表現できるレベル。
2級 :幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できるレベル。
1級 :幅広い場面で用いられる韓国・朝鮮語を十分に理解し、それらを自由自在に用いて表現できるレベル。
※各級マークシート式。5級~準2級までは設問が日本語ですが、2・1級は設問が韓国・朝鮮語となります。

韓国語能力試験(TOPIK)

韓国語能力試験は、大韓民国政府が認定・実施する唯一の韓国語試験です。
韓国語学習者に学習方法を提示するとともに、韓国語の普及や、試験結果の学習・留学・就職等への活用などを目的に、世界70カ国以上で一斉に実施されています。
(韓国教育財団HPより引用)

先ほどのハングル能力検定が日本語母語話者のための検定であることに対し、韓国語能力試験(TOPIK)は「全世界の韓国語学習者」のための検定試験です。そのため、設問はすべて韓国語で行われます。
韓国語初心者にとっては、「何を問われているのか分からない。」となってしまうこともあるでしょう。
ですが、設問は毎回同じもの、または似たものがあるので、事前に予習しておけば対策はバッチリです。

基本情報
主催  :大韓民国教育省・国立国際教育院(NIIED)
試験日程:年3回(4・7・10月)
公式HPのURL:https://www.kref.or.jp/

試験概要
試験種類 韓国語能力試験(TOPIK)
試験等級 韓国語能力試験Ⅰ(初級)
韓国語能力試験Ⅱ(中・上級)
評価領域 韓国語能力試験Ⅰ、韓国語能力試験Ⅱ
聞取り:30問
読解 :40問、聞取り:50問
読解 :50問
書取り:4問
(作文含む)

試験時間 10時00分~11時40分
(110分) 13時00分~16時30分(※休憩なし)
(180分)※1時間目後、30分休憩。

注意点
本人の顔写真が提出必須。
(なお、成績証明書には顔写真入りで発行)
(韓国教育財団HPより引用)

通訳案内士

次に通訳案内士についてご紹介します。
通訳案内士をご存知でしょうか?
通訳案内士は、分かりやすく言うと外国人観光客に「通訳+観光案内」をしたい人のための資格です。
言語試験とは異なる点もあり、「高度な韓国語能力」と「日本の歴史・地理・文化等も観光に関する高い知識」を試さる国家資格となります。
国家資格ということもあり、簡単に受かることは難しく狭き門だと言われていて、2020年4月1日までの通訳案内士の登録者数は26,077人に達しています。
また、韓国語の他に、英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・中国語・イタリア語・ポルトガル語・ロシア語・タイ語の試験もあります。
(日本政府観光局HPより引用)

基本情報
主催  :日本政府観光局(JINTO)
試験日程:年1回
公式HPのURL:https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/

試験内容について
筆記試験で構成されており、試験問題は以下のカテゴリで出題されます。
①外国語
②日本地理
③日本歴史
④産業・経済・政治及び文化に関する一般常識の筆記。

また、上記の問題とは別で通訳案内の実務筆記試験が出題されます。
通訳案内の実務筆記試験とは、通訳案内の現場において求められる基礎的な知識を問う問題です。(日本政府観光局HPより引用)

まとめ

韓国留学で取得できる資格についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
韓国語を留学で学び、資格という形にするなら、

1.ハングル能力検定試験
2.韓国語能力試験(TOPIK)
3.通訳案内士

上記3つがおススメです。
また、ハングル能力検定と韓国語能力試験(TOPIK)か、どちらが資格として良いのか悩む人が多いです。
韓国語を活かして日本で仕事をするなら、ハングル能力検定がおススメ。
韓国語で韓国や他国で仕事をするなら、韓国語能力試験(TOPIK)がおススメです。
資格取得には費用や時間を要する場合があるので、きちんと対策し、自分に合った資格を取得できるようにしましょう。

資格取得/韓国留学で取得できる資格.txt · 最終更新: 2020/10/29 16:34 by ryugakupedia