この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
日本人留学生:アメリカの日本人留学生 [2020/09/08 15:35] ryugakupedia 削除 |
日本人留学生:アメリカの日本人留学生 [2021/02/09 16:55] (現在) ryugakupedia |
||
---|---|---|---|
ライン 1: | ライン 1: | ||
===== アメリカの日本人留学生 ===== | ===== アメリカの日本人留学生 ===== | ||
\\ | \\ | ||
- | \\ | + | ==== アメリカに留学している日本人は? ==== |
- | ==== ・アメリカに留学している日本人は? 世界の留学生と比較 ==== | + | |
独立行政法人日本学生支援機構の調査によると、現地アメリカの大学が把握している日本人留学生の数は19,891人(対前年比364人増加) となっています。\\ | 独立行政法人日本学生支援機構の調査によると、現地アメリカの大学が把握している日本人留学生の数は19,891人(対前年比364人増加) となっています。\\ | ||
+ | ※引用元:[[https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1412692.htm|文部省]]\\ | ||
アメリカは日本人留学生が行く最も人気の国であり、それは昔から変わっていません。一方、数十年前と比べるとアメリカへの留学者数は減少傾向にあります。\\ | アメリカは日本人留学生が行く最も人気の国であり、それは昔から変わっていません。一方、数十年前と比べるとアメリカへの留学者数は減少傾向にあります。\\ | ||
- | 平成26年度(2014年)の文部科学省が公表したデータ では1999年には46,782人の留学生がいましたが、2011年には19,966人と半数以上減っているようです。\\ | + | 平成26年度(2014年)の[[http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ryuugaku/dai2/sankou2.pdf|文部科学省]]が公表したデータ では1999年には46,782人の留学生がいましたが、2011年には19,966人と半数以上減っているようです。\\ |
しかし、「交換留学」を利用した留学者は年々増加しており、様々な要因が重なって留学者数は減少しているものの海外(アメリカ)への興味は多くの学生が持ち続けていると言えます。\\ | しかし、「交換留学」を利用した留学者は年々増加しており、様々な要因が重なって留学者数は減少しているものの海外(アメリカ)への興味は多くの学生が持ち続けていると言えます。\\ | ||
また、留学生が少ない今は他学生との差をつけるチャンスとも言えます。見知らぬ土地で暮らし、英語で授業を受けて大学を卒業した。\\ | また、留学生が少ない今は他学生との差をつけるチャンスとも言えます。見知らぬ土地で暮らし、英語で授業を受けて大学を卒業した。\\ | ||
ライン 12: | ライン 12: | ||
では、もう少し違う角度のデータを見てみましょう。“Open Doors 2019 Institute of International Education”によれば、アメリカが受け入れている海外留学者数は1,095,299人と過去最高を記録しています。\\ | では、もう少し違う角度のデータを見てみましょう。“Open Doors 2019 Institute of International Education”によれば、アメリカが受け入れている海外留学者数は1,095,299人と過去最高を記録しています。\\ | ||
約200カ国と全世界から学生が集まりますが、アジアからの留学生が全体の70%以上を占めています。\\ | 約200カ国と全世界から学生が集まりますが、アジアからの留学生が全体の70%以上を占めています。\\ | ||
- | 留学者の出身国ランキングを見ると、、\\、 | + | 留学者の出身国ランキングを見ると\\ |
1位:中国(369,548人)\\ | 1位:中国(369,548人)\\ | ||
2位:インド(202,014人)\\ | 2位:インド(202,014人)\\ | ||
ライン 25: | ライン 25: | ||
また、アメリカへの留学者数が減少していると言っても、日本もまだまだアメリカへの留学者数は多いようです。\\ | また、アメリカへの留学者数が減少していると言っても、日本もまだまだアメリカへの留学者数は多いようです。\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | + | ==== 留学生が学んでいる人気の専攻分野 ==== | |
- | ==== ・留学生が学んでいる人気の専攻分野 OPTにもメリットがあるSTEMが人気 ==== | + | |
今度は留学生が学ぶ専攻分野のランキングを見てみましょう。\\ | 今度は留学生が学ぶ専攻分野のランキングを見てみましょう。\\ | ||
専攻分野では理系科目の”STEM”が人気のようで、トップ5のうちなんと4つを占めています。\\ | 専攻分野では理系科目の”STEM”が人気のようで、トップ5のうちなんと4つを占めています。\\ | ||
ライン 54: | ライン 53: | ||
そして、3位は英語の集中講座。やはり留学最大の目的である「英語習得」を目指す学生が多いことを裏付けています。\\ | そして、3位は英語の集中講座。やはり留学最大の目的である「英語習得」を目指す学生が多いことを裏付けています。\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | + | ==== 短期語学留学から大学院、資格や業務取得を目指すまで目標は様々 ==== | |
- | ==== ・短期語学留学から大学院、資格や業務取得を目指すまで目標は様々 ==== | + | |
上記の専攻分野ランキングからも分かるように、留学生の目的は様々です。\\ | 上記の専攻分野ランキングからも分かるように、留学生の目的は様々です。\\ | ||
大学や大学院(コミュニティカレッジ)などの高等教育から、高校や専門学校、語学学校など、それぞれの目標にあった形で学んでいます。\\ | 大学や大学院(コミュニティカレッジ)などの高等教育から、高校や専門学校、語学学校など、それぞれの目標にあった形で学んでいます。\\ | ||
ライン 64: | ライン 62: | ||
そんな魅力的な人と出会えるのも、留学の醍醐味の一つでしょう。\\ | そんな魅力的な人と出会えるのも、留学の醍醐味の一つでしょう。\\ | ||
\\ | \\ | ||
- | ==== ・同じ”留学生”として助け合うことができる存在。ただし、留学の目的を忘れないで! ==== | + | ==== 留学の目的を忘れないで! ==== |
+ | 同じ”留学生”として助け合うことができる存在。 | ||
同じ日本から来ている留学生は、見知らぬ土地アメリカで何よりも安心する存在です。\\ | 同じ日本から来ている留学生は、見知らぬ土地アメリカで何よりも安心する存在です。\\ | ||
留学中の苦しみや不安を分かち合ったり、時には助け合ったりと、かけがえのない存在になることもしばしば。\\ | 留学中の苦しみや不安を分かち合ったり、時には助け合ったりと、かけがえのない存在になることもしばしば。\\ |