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ワーキングホリデー:フィリピンワーキングホリデーについて

フィリピンワーキングホリデーについて


日本から近く、語学留学先として人気で、リゾート地がたくさんあるフィリピン。
「フィリピンでワーキングホリデーってできるのかな?」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、残念ながらフィリピンにはワーキングホリデーの制度がありません。
その代わり、インターンシップとして働くことは可能です。
インターンシップであれば、ワーホリのように働きながら現地で生活できます。
この記事では、フィリピンでインターンシップするために必要な物や現地で生活事情について詳しく紹介していきます。

フィリピンでワーキングホリデーができない理由

フィリピンでは、ワーホリができないのですが、実はフィリピンだけでなくそもそも東南アジアでできる国がありません。
私たちの日常生活の中には馴染みがある言葉ですが、実際は世界でそれほど広まっている言葉ではないのが実情です。
ワーホリとは、18歳から30歳までの人が海外で学習や就業、観光などをしながら現地の生活を味わえる制度のことを言います。
ワーホリのメリットは、就労制限が比較的緩く、仕事で稼いだお金で生活費を賄えるので、海外で働きながら現地の生活を味わいたり、観光したい人にとってはおすすめの渡航手段です。

しかし、ワーホリをするためにはまず、国同士が協定を結んでいる必要があり、2020年12月時点で日本が協定を結んでいるのは26カ国です。
そのほとんどが、ヨーロッパや欧米などの国々と先進国が多く、アジアは韓国と香港、台湾のみ。
まだ、東南アジアのような発展途上国は残念ながらないのが実情です。

フィリピンで働きたいならインターンシップを検討しよう

中にはワーホリができなくても、「フィリピンで働きながら生活してみたい」と考えている人もいるでしょう。
そのような人におすすめの制度が、インターンシップです。
インターンシップを活用すれば、現地で働きながら生活する暮らしが体験できます。
また、インターンシップ先によりますが、中には英語のレッスンが受けられるところもあります。
ただし、インターンシップを活用するにはビザが必要です。
期間が180日未満のインターンシップの場合、観光ビザ・SWP(特別就労許可証)・ACR-Iカード(外国人登録証)という3つのビザを準備する必要があります。

観光ビザは、30日間と期間が決まっているため、それ以上滞在した場合は、延長の手続きをしなくてはなりません。
180日以上のインターンシップをする場合は、ACR-Iカードの他にAEP(外国人雇用許可証)・ECC(出国許可証)の3つのビザを準備します。
有給インターンシップの場合は、さらに就労ビザも用意する必要があります。
これらのビザの他に、もし語学学校で留学したい場合はSSP(特別就学許可証)も必要で180日まで利用できます。

また、インターンシップ先によっては、書類だけでなく応募条件として英語力以外にもPCスキルや資格、特定のスキルなどを保有しているかを必要になるケースもあります。
事前に、ビザ以外に何が必要なのか確認しておきましょう。

フィリピンの生活事情について

ここでは、フィリピンの生活事情について「治安」「物価」「衛生面」の3つを紹介していきます。
事前に知っておかないと後で後悔しても遅いので、必ずここで紹介する内容を踏まえた上でインターンシップに行くのか参考にしてみてください。

治安

まずは、治安についてですが、フィリピンと一言に言っても都市によって変わります。
首都のマニラは治安が良くない場所も多いですが、日本人に人気のセブに関しては比較的治安は良好です。
ただしセブでも通りによっては危ないところや、ストリートチルドレンがいるエリアもあるので、そのような場所には行かないように注意してください。

物価

フィリピンの物価は、全体的に見れば安い方ですが、観光地や都心部に行くと少し高い傾向にあります。
豪遊しなければ問題ありませんが、観光地に行く際は出費がかさむのは覚悟しておく方が良いでしょう。
普通に生活するだけなら、月5万円くらいあれば十分足りるでしょう。

衛生面

衛生目に関しては、日本ほど良くはありません。
特に気をつけないといけないのが水です。
日本では、当たり前のように飲める水道水ですが、フィリピンでは飲めないので必ずお店で買う必要があります。
水道水を飲んでしまうと、お腹を壊してしまう恐れがあるので注意しましょう。

また、食事に関しても、特に屋台飯には気をつけてください。
人によっては、屋台飯でお腹の調子が悪くなったり、病院に行く羽目になったりすることもあるので、屋台の衛生状況は問題なそうか確認しましょう。
屋台飯は、安く食べられるのが魅力なのですが、体調を崩してしまっては意味がないのでその点だけ留意してください。

まとめ

フィリピンでは、ワーホリができない代わりに、語学学校と合わせてインターンシップをする人も最近増えています。
ワーホリができないのは残念ではありますが、インターンシップであれば働きながら現地の生活が体験できます。
インターンシップに行く場合は、準備する物や英語力、特定のスキルが必要なこともあるので、何が必要なのかあらかじめ確認しておきましょう。
フィリピンの生活事情も踏まえた上で、インターンシップを検討してみてください。

ワーキングホリデー/フィリピンワーキングホリデーについて.txt · 最終更新: 2020/12/04 14:47 by ryugakupedia