「フィリピン留学のホームステイってどうなんだろう？」
このように思っている人もいるのではないでしょうか。
フィリピン留学では、学生寮やホテルに滞在するのが一般的ですが、数は少ないですが中にはホームステイできるところもあります。
この記事では、フィリピンでのホームステイの特徴や費用、ホームステイ時に注意すべきことなどについて詳しく紹介していきます。
ホームステイしようか迷ってる人は参考にしてみてください。

フィリピンでは、欧米やヨーロッパとは違い、あまりホームステイは普及してないのが現状で学生寮やホテルに滞在することが多いです。
もちろん、ホームステイができる学校も中にはありますが、フィリピン人の家庭とは限らず場合によっては、別の国の外国人が住む家庭に泊まったり、先生の自宅の可能性もあります。
このような家庭でも、英語を学ぶ環境としては最適ですが、リアルなフィリピン人が住む家庭を味わいたい人には、事前に誰が住んでるいるのか確認することが大切です。
ホームステイは割高になるケースが多いので、環境も滞在先によっても大きく変わります。
しっかり情報収集をしてから留学に臨みましょう。

フィリピンのホームステイにかかる費用は、滞在先にもよりますが、1カ月で約20～40万円、1年間で約180～300万円ほどです。
これは、航空券（往復）や学費、滞在費、食費込みの金額です。
フィリピンでは、寮よりもホームステイの方が高いことが多く、1カ月あたり約2～10万円ほど上乗せされます。
ただ、学生寮が一人部屋だったり、ホテルランクが高い場合は、ホームステイの方が安いこともあります。
そのため、事前にどのような条件なのか、必ず確認するようにしましょう。
また、夏休みや春休みのようにオフシーズンは、料金が割高になることもあります。
費用を安く抑えたい人は、なるべく長期休暇にあたるシーズンは避けて留学することをおすすめします。

フィリピンのホームステイをするには、ビザが必要なケースがあります。
フィリピン留学で、実際にホームステイをする場合、学校に通う期間や滞在期間によってビザの有無が変わります。
滞在期間が30日以内で、観光と合わせてホームステイする場合は特にビザの準備はいりませんが、30日を超える場合は観光ビザを取得する必要があります。
ただし、語学留学をする場合は、別途SSP（Special Study Permit）という特別就学許可を準備する必要があります。
また、当初の予定より滞在期間を延長させたい時や、留学期間が長引くときは期間に応じて所定の手続きをします。
自分で手続きもできますが、ややこしいと感じる場合には、有料にはなりますが留学エージェントに代行してもらうこともできます。

ホームステイする場合、事前に押さえておくべき内容がいくつかあります。
後で後悔しないためにも、ここで紹介する内容を確認した上で、ホームステイするかどうかまたホームステイ先を選ぶ際の参考にしてみてください。

ホームステイ先によっては、家族ルールを設けているところもあります。
中には、ルールが細かったり厳しかったりと、それらを知らずにホームステイ先を選んでしまうとトラブルに発展するかもしれません。
後で不快な思いをしないためにも、必ずどのようなルールがあるのか確認しましょう。

ホームステイ先によっては、動物を飼っていることもあります。
動物アレルギーの人にとっては、ホームステイ先がペットを飼っているかどうかは重要なことです。
留学前にペットがいるかどうか確認しないと、後々トラブルになったり、引っ越しをする羽目になったり余計なお金がかかってしまいます。
特にアレルギー持ちの人や、動物が苦手な人は、ホームステイ先がペットを飼っているかどうか必ず確認しておきましょう。

ホームステイ先では、国民性にも気を配る必要があります。
日本人とは違って、フィリピン人は全体的にフレンドリーでいつも明るいのが特徴です。
日本人の感覚では、初対面の人に自ら積極的に話しかけることに抵抗を感じる人も多いかと思いますが、ホストファミリーから挨拶されたら笑顔で挨拶するように心掛けましょう。
無愛想な反応だったり、仏頂面だと不快な思いや余計な誤解を与えかねないので注意しましょう。

留学前に家族構成を確認することも大切です。
特に女性の場合、ホストファミリーが男性一人のホストはおすすめできません。
また、そうでなくてもエージェントを利用しているならホストの性格も確認しておくと良いでしょう。

フィリピンでは、ホームステイはあまり一般的ではないですが、場所によってはホームステイできるところもあります。
留学費は割高になりますが、それでも現地の生活を実際に体験したいと思っている人にとっては最適でしょう。
また、留学前に必ず注意点で紹介した内容を確認し、有意義な留学生活を送ってください。