マルタは、ヨーロッパの中では数少ない英語圏の国です。
そのため、マルタへの語学留学を検討している人も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、マルタへの留学を希望している人に向けて、留学までの大まかな流れや手続きについて解説します。
留学を希望しているものの、何をすればいいのかいまいちわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
ここからは、実際に留学するまでの大まかな流れと手続きについて解説します。
留学をする場合、留学期間を最初に明確にしておく必要があります。
期間によって必要となる費用や申し込む学校のコース、留学保険の加入期間、帰りの航空券の日付などが変わってくるため、最初に決めておくとそのあとの手続きもスムーズになるでしょう。
続いては、どの都市に留学するのか選びましょう。
同じマルタでも、都市によって雰囲気や生活環境が異なるため、留学生活を大きく左右するといっても過言ではありません。
以下は、マルタの都市の一例です。
・セントジュリアン：留学先として人気の都市。繁華街がある一方で古い史跡もあるなど街並みも楽しめる
・スリーマ ：海岸沿いの街。首都バレッタまでのアクセスが良い
・バレッタ ：マルタの首都。治安が良くリゾートも楽しめる都市
このように、都市の特徴もそれぞれです。
ただし、マルタの場合、国土が東京都23区の半分ほどの大きさしかないため、他の都市に遊びに行くことはそれほど難しくはありません。
語学留学の場合、英語を学ぶための学校を選ぶ必要があります。
学校の情報についてはインターネットで調べるとホームページやパンフレットが見つかるので、チェックしてみてください。
また、過去に留学した人の口コミなども参考になるので合わせて調べてみましょう。
学校を選んだら、入学するための申し込みを行います。申し込みフォームがある場合はフォームを活用して、ない場合はメールで問い合わせるなどしましょう。
学校によっては日本人スタッフがいるケースもあるため、日本語で申し込みができる可能性もあります。
学校が決まったら、現地での滞在先となる部屋を探しましょう。
滞在方法には、ホームステイや学生寮、ホテルなど様々です。
ホームステイや学生寮に関しては、学校が提供しているケースもあるため、学校に確認してみてください。
また、学校へのアクセスのしやすさも重要なポイントです。
語学学校は基本的に午前中に授業が行われるため、朝が苦手な人は学校の近くに部屋を探したほうがいいでしょう。
パスポートを持っていない人は、パスポートの準備をしましょう。
パスポートは各都道府県の役所などに申請窓口があるため、そこで手続きを行ってください。
なおパスポートは、渡航期間＋90日以上の残存期間が必要となるため、期間が切れそうな人は更新手続きを忘れないようにしましょう。
留学＝ビザが必要、と考えている人が多いかもしれませんが、マルタの場合90日以内の留学ならビザは不要です。
また、90日以上留学する場合でも、事前のビザ申請は不要で、現地到着後に現地の移民局に行って手続きを行うことになります。
手続きの際には、語学学校の入学許可証やパスポートのコピーなどが必要となるため、早めに用意しておくことをおすすめします。
留学期間が決まった段階で、航空券の手配も早めに行っておきましょう。
マルタの場合日本からの直行便がないため、ヨーロッパのいずれかの都市で乗り継ぎをして行くことになります。
そのため、航空券を手配するときは、価格も大切ですが、乗り継ぎの時間が長すぎないか、乗り継ぎが1回で済むかどうかといった点もチェックしておきましょう。
留学にあたっては、現地での怪我や病気、事故などに備えて留学保険に加入する必要があります。
90日以下の滞在の場合は保険なしでも問題はありませんが、万が一に備えて加入することをおすすめします。
留学保険は各社から提供されているので、インターネットで情報を集めて検討してみてください。
ちなみに、クレジットカードを持っている人は、クレジットカードの付帯で海外旅行保険がついているケースもあるのでチェックしてみてください。
留学にあたっては様々な準備・手続きを行うこともあり、1人で行うのは非常に大きな負担となります。
留学エージェントを使うのも1つの方法です。
留学エージェントは留学に関する各種手続きを代行してくれるため、準備の際の負担を軽減してくれます。
今回紹介した手続きに関しても、エージェントを利用すれば全て代行してくれるでしょう。
忙しくて準備の余裕がないという人は、ぜひエージェントの利用も検討してみてください。
今回は、マルタに留学する際の大まかな流れと、手続きについて解説しました。
留学期間の設定から都市選び、学校選び、滞在先探しなど、たとえ短期の留学であっても留学までにやることは非常に多く存在します。
そのため、準備は時間に余裕を持って行うようにしましょう。