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メキシコへの渡航・現地移動手段


世界地図を広げると、メキシコは太平洋を渡った、日本からは遥か遠くにある国のように感じます。
実際に、日本とメキシコは時差が14時間もあり、遠い距離にあるのは間違いありません。
しかし今、日本とメキシコの文化的?がりが深くなるにつれ、日本とメキシコ間を移動する飛行機の選択肢も多くなってきました。
そのおかげで、飛行機の価格は以前に比べて安価なものが多く出てきています。
一方で、メキシコは「遠い国だから行きにくい国」というイメージがまだまだ私たちの中に強くあると思います。
従って今回は、少しでもそのイメージを払拭するために、今ではより気軽に行けるメキシコへの移動方法を紹介していきます。
また、日本からメキシコまでの移動手段のみならず、メキシコで現地での移動手段に関しても本記事で紹介していきます!

日本ーメキシコ間のフライト情報

日本とメキシコ間のフライトを探す際、みなさんが悩むのは「フライト時間」と「フライト価格」ではないでしょうか。
従ってここでは、「フライト時間」が最も短い距離のフライト手段、そして「フライト価格」が最も安いフライト手段をそれぞれ紹介していきます。
※メキシコへ行く際、帰国便のチケットのチェックインカウンターにて掲示が求められます。
そのため、必ず「往復」のフライトチケットを購入しましょう。

1. 直行便でメキシコへ
日本からメキシコへは「成田空港」から、メキシコの首都メキシコシティまで直行便が出ています。
アエロメヒコ航空とANAの2社が毎日便を出しており、「フライト時間」は13時間ほど。
往復で15万円ほどしますが、アメリカやカナダを経由するといった他選択肢と比較しそこまで価格は変わらず、またアメリカなどは経由するだけでもESTAといった認証を取得する必要があるため、少しでもフライト時間を短くしたい場合は成田空港からの直行便を使うことをお勧めします。

2.韓国経由でメキシコへ
実は、日本から「韓国の仁川国際空港」を経由しメキシコへ行くフライトが、最も「フライト価格」を安く購入できます。
「ハブ空港」という言葉はみなさんご存知でしょうか?
「ハブ空港」とは、世界中の飛行機が乗客や荷物を遠くの国へ運ぶための「中継地」として使われる空港のことを指します。
韓国の仁川国際空港はそんなハブ空港であり、アジア有数の規模を持ちます。
従って、飛行機の便数が他の空港に比べて多くあるのです。
そのため、韓国とメキシコ間の便数は日本とメキシコ間よりも多く存在するため、フライト価格が安くなっているのです。
具体的な価格としては、韓国とメキシコの往復チケットを8万円?9万円で購入することができます。
先ずは日本から韓国に飛ぶ必要はありますが、日本と韓国間はLCCがたくさん出ていることもあり、往復1万円?2万円で購入可能。
そのため、日本から韓国を経由してのメキシコまでの往復チケットの合計額は、なんと最安で、9万円ほどに抑えることが出来るのです。

メキシコ現地での移動手段(バス・電車・飛行機)

日本から長時間かけて訪れるメキシコですが、メキシコ現地での移動手段は非常に簡単で、しかもかなり安価で利用することができます。
ここではメキシコ国内で利用できる移動手段について紹介していきます。
現地での移動手段を把握し、スムーズなメキシコ観光を行いましょう。

1.バスの利用
メキシコで生活する、もしくは観光する際に最もメジャーな移動手段はバスであるかとお思います。
バスには主に「市内バス」と「メトロバス」の2種類があります。
距離によって価格が変わり、5kmまでは約30円、5km以上は約33円ほど。
便数が多く、あらゆる場所を通ることから地元民の足として一番使われるバスではありますが、明確な駅があるわけではないため、メキシコに不慣れな観光客にとっては利用面で難しさがあります。
市内バスのフロントガラスに行き先が明記されているため、それを見て、ヒッチハイクのように手を上げることで市内バスへ乗車することができます。

一方で、「メトロバス」は主要な観光地を通り、どの距離でも約30円均一と分かりやすいため、多くの観光客はメトロバスを利用します。
ICカードでのみ乗車が可能なため、事前に駅でICカードを購入しておきましょう(約75円ほど。1回分の乗車代が含まれています)。

■参考:LOCOTABI メキシコシティの旅行ガイド情報

2. 電車(地下鉄)の利用
前述の「メトロバス」利用時に購入するICカードは、地下鉄を利用する際にも使う事が出来ます。
地下鉄はなんと、どの距離を移動しても一律約35円。
乗り方は日本とほぼ同様なため、気軽に利用することができます。
一方で、スリ・盗難の被害も多々あるため、特に混雑している時間帯は、必ず身の回りの物に気を配るようにしましょう。

3. 飛行機の利用
メキシコは日本と比べて国土面積が約5倍あります。
そのため、メキシコの他地域へ行く際には飛行機を利用することも1つの選択肢となります。
今では多くのLCCが普及しているため、積極的に利用して行くことをお勧めします。
例えばメキシコ国内で最も有名なLCC会社「INTERJET」を利用した場合。
メジャーな観光地であるカンクンへは、メキシコシティから片道最安7,000円代で行くことが可能です。
また、LCCとはいえ飲み物やお菓子のサービスも付いて来るため、非常に快適な旅行が楽しめるかとお思います。

まとめ

日本のたくさんのメディアがメキシコの様子が取り上げられていることもあり、今では年間15万人もの日本人がメキシコへと訪れています。
しかし、人によってはメキシコはまだまだ未知で遠い国のように思っている方も多いはず。
今回記事でご紹介したように、実はメキシコへは想像以上に手軽に、安く訪れることができます。
日本では味わうことのできない、本場ならではの魅力をたくさん持つメキシコですので、この機会にぜひ現地へと足を運んでみてはいかがでしょうか。