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オーストラリアへの渡航・現地移動手段


オーストラリアへの渡航

オーストラリアへの渡航手段は、飛行機が一般的です。
クルーズ船でオーストラリアを周遊できるツアーなどもありますが、日本からの直行船はなく、他国を経由した旅行であることが多いです。
オーストラリアへのフライト時間は、直行便の場合は約10時間です。乗り継ぎがある場合は、約14時間?30時間以上と幅広い種類があります。 日本との時差は最大2時間と少なく、時差ボケに悩まされることはありません。
チケットの平均値段は、エコノミークラスで約5?7万円(片道)ですが、セール時だと往復で10万円以下で購入できる場合もあります。
渡航の際は、日本と反対の季節であることを念頭に置いた計画を立てましょう。

◇日本発オーストラリア行きのフライトがある航空会社

直行便
・カンタス航空   :(オーストラリアの会社)
・ジェットスター航空:(オーストラリアのLCC会社)
・全日本航空    :ANA(日本の会社)
・日本航空     :JAL(日本の会社)

経由便
・シンガポール航空    :(シンガポールの会社)
・キャセイパシフィック航空:(香港の会社)
・大韓航空        :(韓国の会社)etc…

◇日本からオーストラリアへ渡航する際の注意点

日本人がオーストラリアへ入国するには、ETAS(イータス)というビザの発行が必要です。
申請はオンラインで行い、ビザはパスポートと連携するため、ETASを取得すればパスポートのみで渡航することができます。
申請料金は約1000?4000円で、自分で取得するか旅行のパッケージなどで旅行会社が代理で申請するかによって異なります。
また、オーストラリアは国の自然や動物を守るため、入国の持ち込み制限ががとても厳しいです。
他の国には普通に持ち込める食品やお土産でも、オーストラリアでは禁止されているものが多いため、事前によく確認しておきましょう。

オーストラリアでの現地移動手段

オーストラリアには様々な種類の交通手段があります。ここでは、その中でも現地でよく使われている6種類の交通機関をご紹介します。

◇州別:オーストラリアで使われる電子決済用のカード

・ニューサウスウェルズ州(シドニー広域)→ Opal card(オパールカード)
・ビクトリア州(メルボルン広域)    → Myki(マイキー)
・クイーンズランド州(ゴールドコースト・ブリスベン広域)→ Go card(ゴーカード)
・西オーストラリア州(パース広域)   → Smart rider(スマートライダー)
・南オーストラリア州(アデレード広域) → Single trip Metro ticket(チケットの種類)/Metro Card(メトロカード)
・タスマニア州             → Green card(グリーンカード)

①トラム
オーストラリアの街中に走る、路面電車です。車と同じ車道を走るため、トラムに関する交通ルールがたくさんあります。
乗車には、電子決済のための専用のカードが必要になり、各州によってカードの名前や種類が異なります。
使い方は、トラムの乗り口にあるパネルにカードをタッチするだけです。

②電車
日本と比べると路線の種類は少なく、人口の多いエリアにしか電車が走っていないことが多いです。
シティを中心に走っており、郊外に行くほど電車の本数が減っていきます。
トラムと同じく、乗車には各州ごとの電子決済のカードが必要です。
※都市や路線によっては紙の切符の場合もあります。

③バス
主に、トラムや電車が走らない細い道や住宅街をバスが走っています。
時刻表通りに来なかったり、バスストップが分かりづらい場所にあったりするので、旅行などで使う場合は事前によく調べておく必要があります。
乗車方法はトラムや電車と同じく、専用のカードが必要です。
※都市や路線によっては紙の切符の場合もあります。

④Uber
オーストラリアでは、タクシーよりも安い料金で利用できるUberが人気です。
アプリから行き先を指定するだけで迎えに来てくれるので、車を持っていない人でも移動方法に困ることはありません。
街中で一般的に利用されていますが、空港への送迎にもよく使われています。
一般人が自分の車を使っているため、サービスの質や運転の上手さはドライバーによって異なります。

⑤タクシー
Uberに比べて料金が少し高く、タクシー会社が運営しているため予約のキャンセルなどのトラブルがあまりありません。
信頼性の面では、Uberよりもタクシーの方が安心できるため、大切な場面で利用する際はタクシーがオススメです。
オーストラリアではあまりありませんが、旅行者は運賃のぼったくりに注意が必要です。

⑥車
オーストラリアでは、ほとんどの人が車を持っています。家族でも、1人1台所有していることは普通です。
日本のように交通機関が全てのエリアを網羅しているわけではなく、土地がとても広いため、仕事の通勤や子供の学校の送迎に車が使われます。
多くの人は郊外に住み、シティへ出かけたり仕事をしに行くため、車がある生活が断然便利です。

まとめ

オーストラリアは世界でも住みやすいと言われているだけあり、日本人にとっても生活がしやすい環境が整っています。
交通機関も充実しており、一度使い方を覚えてしまえばとても便利です。
渡航に関しても、日本からの直行便があったり時差が少なかったりするため、気軽に旅行や留学に行くことができると言えます。