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オランダへの渡航・現地移動手段


新型コロナウイルスが未だ世界中で猛威を振るう中、オランダへの渡航はいつから可能になるのでしょうか?
オランダ到着後の現地での移動手段に関する情報もご紹介していきます。

最新 オランダ留学はいつから可能?

現在オランダは、【レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)】とされています。
ですが勧告は絶対的なものではなく、オランダへの渡航は2021 年1月現在可能です。
日本を含むEUが指定する安全国またはEU・シェンゲン域内でオランダ政府が安全と認める国(2021年1月5日時点でオーストラリア、日本、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイ、中国が指定されている)から直接オランダに渡航する場合は、事前の陰性証明の取得は必要ありません。
通常の入国審査を受けた上でオランダに入国できます。
ただし、上記の安全国以外から渡航する場合は、オランダでの乗り継ぎも含めて、原則オランダ到着72時間以内に受けた検査証明と検査結果に関する申告書が必要です。

最新情報については、在オランダ日本大使館のページからご確認下さい。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_corona_faq2.html

オランダ行き飛行機は運行中?値段は?

1年間での平均往復航空券は約10~15万円が目安になっています。
格安期であれば7万円台で往復航空券を手に入れることも出来ました。
コロナ渦の今は冬場にも関わらず16万円~と比較的条件の良い航空券は高めになっています。
KAYAKなど航空券比較サイトで料金をチェックしてみましょう。

オランダ現地の移動手段

オランダ現地で生活するにあたって、どんな移動手段があるのかを知っておきたいです。
どんな移動手段があるのか、賃金についてもご紹介して行きます。

◇基本的に公共機関で移動はラクラク

鉄道がオランダ全土に網羅されているので、鉄道を乗り継げば国内のどんなところにも基本的にはアクセスできます。
また、自転車も便利な移動手段のひとつです。街中にはトラム(路面電車)、地下鉄、バス運河沿いの町であれば水上バスもあります。
車がなくても、街周辺に居住されるのであれば特に移動に不便を感じることはないでしょう。
それでは次に、空港からオランダ各都市へのアクセスと、オランダの公共機関について詳しくご紹介します。

◇空港から各都市への移動手段

・アムステルダム・エアポートエクスプレス(397番)
主要なアクセスに便利な場所で停車します。
チケットは乗り場の券売機か、到着階スキポールプラザのサービスカウンターで購入可能。
お値段は片道6ユーロ前後です。
乗り場は、到着ロビーを出たところにあるバスロータリーのプラットフォームB15-19です。

・スキポール・ホテルシャトル
エアポートシャトルバスで、希望のホテルまで搬送してくれる8人乗りの小型バンです。
チケット購入手続きはスキポールプラザのサービスデスクで行います。
料金は片道17ユーロ前後。
乗り場はタクシー乗り場近くのプラットフォームA7です。係員が待機しているので迷うことはないでしょう。

・電車(オランダ国鉄)
空港と市内及び郊外を結ぶ鉄道です。
スキポール空港やアムステルダムなどの主要都市はIC(インターシティ)と呼ばれる急行列車で結ばれています。
チケットは駅構内の券売機か到着階スキポールプラザのサービスカウンターで購入しましょう。
料金は片道4.3ユーロ。乗り場は、到着ロビー地下の鉄道駅です。
窓口で購入する場合は、切符1枚ごとに手数料がかかりますが、時間や乗り換え番線などの情報を無料で教えてくれるほか、頼めば紙に印刷してもらえます。
不安がある方は、手数料があってもサービスカウンターでの購入が良いでしょう。
※自分でオンライン予約ができる駅内窓口に設置されたセルフサービスコーナーにて購入すれば手数料はかかりません。
オランダ鉄道公式サイト(時間・ルートの確認ができます)
https://www.ns.nl/

◇オランダの公共機関の種類

・鉄道
オランダの鉄道網は発達していて、全国に400の駅があるので、街中はもちろん都市間の移動もとてもラクです。
混雑時間帯以外(午前9時?午後4時半・午後6時以降)であれば自転車を乗せることもできます。
自転車と一緒に乗車する際には、6ユーロの自転車専用切符を購入し、自転車マークのある専用車に乗りましょう。

・バス
停留所は一般に鉄道の駅近くにあって、近郊への足の便として活用されています。
Connexxion〔オランダ語〕
https://www.connexxion.nl/

・トラム
市内中心部を通っているトラム(路面電車)。観光の要所で止まるため、街中の観光に便利です。

・タクシー
ホテルや駅、広場にあるタクシー乗り場を利用するか電話で呼び出すのが一般的。

・水上バス
運河が多いアムステルダムでは水上バスが走っていて、コースに沿って観光スポットを1時間半ほどで回ります。

・自転車
オランダには自転車専用道路が整備されているため、10~20㎞ほどの移動であれば、自転車で移動される方が多いです。

・レンタカー
国際免許証とクレジットカードがあればレンタカーを借りられます。

◇チケットと賃金について

公共交通機関の出発時刻は「9292」というWebサイトで調べることができます。
https://9292.nl/en

出発地と目的地、日付と時間帯を入力するだけで、経路や行き方の候補を表示してくれます。
さらに、その片道料金まで調べることができます。
また、観光の際に色々な公共機関を乗り継ぐこともあるかと思いますが、そんな時には、「オーベイチップカート(OV-chipkaart、以下OVカード)」という、共通カードをお役立て下さい。
カードの価格は共に7.5ユーロで、5年間有効です。
日本のSuicaやPASMOと似た要領で、必要なお金をチャージして使っていく形になります。
OVカードはアムステルダム・スキポール空港やオランダ国内の各駅に設置された、OVカード購入機から購入・チャージが可能です。
もちろん、公共機関別チケットも購入可。
地下鉄の場合はOVカード購入機や駅内の自動券売機で、バスやトラムは車内の券売所、バスの場合は運転手からも購入できます。

まとめ

2020年最新のオランダへの渡航情報と空港からのアクセス方法、現地での移動手段をご紹介してきました。
オランダ国内の公共機関が整っているため、留学目的の滞在であれば車がなくても特に不便することなく快適に過ごせるでしょう。
便利な一律OVチケットもあるので、必要に応じて検討してみて下さい。