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イギリスへの渡航・現地移動手段


イギリス留学を控えている人の中には、現地への渡航手段や現地での移動手段を気にしている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、日本からイギリスへの渡航手段と入国時のポイント、さらには現地での移動手段について解説しています。
日本からイギリス、そして空港から滞在先までスムーズに移動するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

日本からイギリスへの渡航方法

日本からイギリスに行く場合、飛行機で行くのが一般的です。
航空会社や天候などによって異なりますが、東京からイギリスまで大体12時間程度かかります。

日本からの航空便は直行便と経由便があります。
日本からの直行便を取り扱っているのは、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、そしてブリティッシュエアウェイズの3社です。
直行便を利用したい人はこちらの航空会社を利用するようにしてください。

また、経由便はアジアや中東などの国を経由します。
直行便に比べると時間はかかってしまいますが、その分費用を抑えることが可能です。
乗り継ぎの時間が長いケースもあれば、短いケースもあるので、購入時にチェックしておきましょう。

航空券を購入する際の注意点

航空券を購入するとき、多くの人は値段で選んでしまうのではないでしょうか。
確かに値段も重要なポイントですが、それと同時にチェックしておきたいのは現地に到着する時間です。
便によっては、深夜に到着するケースもあります。
深夜でも公共交通機関が利用できるケースもあるので移動は可能ですが、海外で深夜に1人で移動するのは安全ではありません。
そのため、できるだけ日中に到着する便を選ぶようにしましょう。
もし深夜着の便になった場合、タクシーを利用する、ホテルの送迎を依頼する、学校の送迎サービスを手配するなどの対策をたてておくことをおすすめします。
なお、現地の空港に着いた後に飲みものや食べ物を購入したり、滞在先までの交通費が必要になったりするので、日本でポンドへの両替を済ませておきましょう。

空港に到着した後の流れ

無事に飛行機がイギリスに到着したら以下の流れで、各種手続きを行います。

・飛行機から降りる
・入国審査を受ける
・荷物を受け取る
・税関審査
・空港を出て滞在先に向かう

入国審査に関しては、2019年5月以降「eGate」という電子ゲートを利用できるようになりました。
これは、パスポートに内蔵されているチップと顔の認証をすることで審査を行うというものです。
この形であれば、入国時に審査官による英語での質疑応答はありません。
ただし、これは観光目的で入国する場合のみです。留学用のビザを取得している場合は従来通りの入国審査となるので注意してください。

現地での移動手段

ここからは、現地での移動手段について解説します。
ここでは、特に留学生が多いと考えられるロンドンでの移動手段を取り上げています。

鉄道

鉄道に関しては、地上を走行するロンドンオーバーグラウンドと、ナショナルレールと呼ばれるものがあります。
また、地下鉄はTubeとも呼ばれるロンドン地下鉄の利用が可能です。

上記のうち、オーバーグラウンドとナショナルレールは郊外を走行する路線が多いため、ロンドン市内の移動は基本的に地下鉄を利用することになります。
ちなみに、ヒースロー空港からも地下鉄で市内中心部に移動することができます。

運賃はゾーンによって管理される
地下鉄の運賃は、ゾーンという区分けによって変わってきます。
ゾーンはロンドン市内の中心部をゾーン1として、そこから郊外になればなるほどゾーン2、3、4、5と数字が大きくなります。
運賃はゾーン間の移動に対して算出される仕組みです。

なお、切符は日本のような通常の切符に加え、交通ICカードである「オイスターカード」、さらには「トラベルカード」の3種類があります。通常の切符を購入するよりも、オイスターカードを利用する方が運賃が安くなるので、できるだけオイスターカードを購入するようにしましょう。
ただし、オイスターカードは購入時に5ポンドをデポジットとして預ける必要があるので注意してください。
オイスターカーノの購入は駅の窓口の他、コンビニなどでも可能です。

トラベルカードとは、定期券のようなものです。
1週間、1ヶ月、1年など、期間と利用するゾーンを定めておけば、当該エリアは乗り放題となります。
学校に通う場合などはこちらを購入しておくと便利です。

バス

ロンドンといえば、真っ赤な2階建のダブルデッカーが有名です。
バスも市内の至る所を走行しているので、移動手段としてオススメです。
以前まではバス運賃は現金払いもできましたが、現在は廃止されています。
利用する場合は、先述のオイスターカードかトラベルカード、もしくはクレジットカードなどで支払いをすることになるので注意が必要です。 ちなみに、バス停で事前に切符を買っておくこともできるので安心してください。

バスの利用方法は基本的に日本と同じですが、自分が乗りたいバスがバス停に来た時には、運転手に向かって手をあげて乗りたい旨を伝える必要があります。
もし手を挙げていないと運転手は停まってくれないので注意してください。

ロンドンのバスは交通渋滞や工事などによって急に行き先が変更になったり、その場で降車を指示されたりすることがあります。
車内にアナウンスは流れるので注意して聞くようにしましょう。

タクシー

利用する機会は少ないかもしれませんが、ロンドンには「ブラックキャブ」というタクシーがあります。
ブラックキャブの運転手になるには非常に難しい試験を突破しなければいけません。
難関を突破している分、運転手はロンドンの道を把握し尽くしているなど、質の高いサービスが受けられるでしょう。
なお、タクシーの場合クレジットカードの利用ができない可能性があるので、現金を用意しておく必要があります。
また、お釣りを持っていない運転手もいるので、小銭までしっかりと用意しておくようにしましょう。

まとめ

今回は、イギリスへの渡航手段と、現地(ロンドン)の移動手段について解説しました。
日本からイギリスへ行く場合、直行便と経由便のどちらかを利用することになります。
航空券を購入する際には到着時刻に注意するようにしましょう。
また、現地での移動は地下鉄やバスが基本となります。
オイスターカードやトラベルカードを購入しておけば、スムーズな移動が可能になるので、ぜひ購入してみてください。