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韓国留学中の保険について


海外に留学する時は、海外留学保険について考えなくてはいけません。
日本の隣の国・韓国であっても事情が違うのが海外で、「風邪を引いたことがありません!」という方も慣れない土地で暮らすわけですから、体調を崩すことが多いようです。
韓国は一部ですが、日本の国民健康保険で対応可能な病院もあります。しかし日本と同様に保険未加入の場合は医療費が全額負担になり、留学の時に大きな出費は痛手となります。

今回は、韓国をはじめ海外留学の際に必要な保険についてご紹介していきます。

海外留学時に保険は加入すべき?

韓国をはじめ、海外に渡った際、事件や事故など何が起こるか分かりません。
日本と違った環境下で日々の疲労やストレスで体調を崩すこともあります。
もし病院へ行くこととなれば、保険未加入者は医療費が自己負担。時には必要な治療が受けられないこともあるようです。
医療費が全額自己負担になると高額になり、治療に関しても不安になると思います。

保険に加入していれば、万が一のときにも対応できますので、短期間の留学でも保険に加入することがおススメです。

韓国留学で保険加入が必須?

韓国留学は語学留学の方が多いと思いますが、ほとんどの語学堂で、留学生に保険加入を義務付けています。
保険証明書を提出しないと入学できない、または入学を取り消しにする場合もあります。
このような場合も考え、韓国留学の際は必ず保険に加入しましょう。

留学保険に加入しない場合

保険加入が必須でなく、自分は1週間等の短期留学で留学保険に加入しない方は、日本の健康保険適応の韓国の病院を利用するという手段もあります。
しかし、いくつか注意点があり、1つは6か月未満の留学であること。
1年以上日本を離れ、海外に滞在する場合はお住まいの自治体に海外転出届を提出することが原則です。
また後ほどご紹介しますが、2019年7月16日から韓国では6か月以上滞在する外国人に韓国の健康保険加入を義務付ける制度が施行されました。
そのため、6か月未満の短期留学である必要があります。
そして韓国現地での治療費は一旦、全額自費負担となり、帰国後に還付を受ける申請を自分で行う必要があるという事です。

韓国でも日本の健康保険を利用できる病院はありますが、すべての病院が利用できるというわけではありません。
帰国後、還付を受ける申請書類を作成していただく必要があるので、書類が作成できる病院でなければいけません。

海外保険に加入しない方は、事前に日本の健康保険が適応の病院をきちんと調べておきましょう。
また海外の治療費の還付を受けるため、いくつか提出書類が必要となるので、スムーズに支給されるためにもどのような書類が必要か理解しておきましょう。

一般的に提出する書類

  1. 海外療養費支給申請書(医科)(健康保険組合独自の申請書)
  2. 診療内容明細書(医師の証明を受けたもの)
  3. 領収明細書(医師の証明を受けたもの))※領収明細書がない場合は、領収書(原本)が必要な場合があります。
  4. 内容の翻訳(②③) ※翻訳者の住所・氏名・捺印が必要

(PRESTIGE INTERNATIONAL HPから引用) 

韓国現地の保険に加入するにはどうすればいい?

1年以上日本を離れ、海外に滞在する場合、日本ではお住まいの地域で海外転出届を提出することが原則のため、国民健康保険を脱退することとなります。
また先ほどもお伝えしましたが、2019年7月16日から韓国では、6か月以上滞在する外国人に対し、健康保険の加入を義務付けられました。

では韓国現地の健康保険に加入するにはどうすればいいのでしょうか?
いくつか加入方法があるので、自分に合った方法で加入することをおススメします。

韓国の国民健康保険の加入

韓国の国民健康保険の地域加入者に該当するのは、主に留学(D-2)、一般研修(D-4)、ワーキングホリデー(H-1)などの在留資格を持つ者と考えられます。
※留学(D-2)、一般研修(D-4)の方は2021年2月28日までは、義務加入が猶予されています。
ただし、2021年3月から義務加入となります。留学準備の際は注意しましょう。
(韓国旅行「コネスト」HPより引用)

韓国に91日以上滞在する場合は、外国人登録を必ず行わなければいけません。
そして健康保険加入申請は、外国人登録をした時点で自動的に健康保険公団に一括加入処理がなされるため、別途申請は不要です。
韓国居住期間が6か月経過すると、健康保険証と加入案内が外国人登録をした住所に郵送されます。
(韓国旅行「コネスト」HPより引用)

外国人登録は韓国に入国後90日以内に行わなければ、罰金が科せられますので、申請書類が揃い次第、早めに登録を行いましょう。

語学堂の健康保険に加入

語学堂によって違いますが、留学生に語学堂から推奨の保険を案内されます。
案内された保険に必ず加入しなければいけないわけではないので、ご安心ください。
保険適用期間が6か月または1年間のものが多く、金額や期間が自分に合えば、加入することもいいかもしれません。

留学中のアルバイト先で健康保険に加入

韓国留学中にアルバイトをするという方もいると思います。
韓国ではアルバイト先によって違いますが、アルバイト先で健康保険に加入やアルバイト先が健康保険の費用を何割か負担してくれることがあります。
しかしこれは大手企業が多く、個人経営だと難しいようです。

まとめ

韓国留学中の保険についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分は元気だから大丈夫という場合でも、6か月以上の韓国滞在は健康保険の加入が義務付けられていたり、外国人登録申請時に健康保険に自動加入されるなど、様々だったと思います。

慣れない土地で暮らすわけですから念には念を入れて、自分に合った保険を探し、必ず加入して安心できる留学生活を送るようにしましょう。