スペインに留学してみたいけど、海外経験が少なかったり語学力が不安だったりして、なかなか一歩が踏み出せない。
そんな方には、「交換留学生」としてスペインに留学するのがおすすめです。
交換留学とは何か、誰でも行くことが可能なのかなど、スペインの交換留学について解説していきます。
主に、日本で学生の方が対象となるため、留学を視野に入れている方はぜひ参考にしてみてください。
海外で現地の学校に入学し、勉強をしたり資格を取得したりすることを留学と言いますが、「交換留学」とは提携している大学間で学生を派遣しあい、国際交流を深めることを目的とした制度のことです。
そのため、自分が通っている大学と提携しているスペインの大学に「交換留学生」として留学に行くことが可能です。
→普通に留学に行くよりも、大学の制度を利用できるため手軽な留学が実現できます。
難しい手続きなどもほとんど学校が代行してくれるため、初心者でも心配の必要はありません。
→大学が提供しているプログラムのため、学生をしっかりとサポートをしてくれます。
出発前の相談や、現地での生活でのトラブルなど、いつでも大学を頼ることができ、適切なアドバイスを受けることができます。
→交換留学は大学間の信頼関係があってこその制度です。
毎年交換留学をしている学生が多いので、制度自体に多くの実績や経験があり、安心した留学生活を送ることができます。
→大学生の時間を有効に使う方法として、交換留学はオススメです。
学業にブランクを作ることなく留学ができ、異国の文化に触れながらたくさんの経験を積むことができます。
今後、正規留学や海外旅行に行く際のきっかけになることも多いです。
そんな交換留学ですが、誰でもできるわけではありません。
そもそも通っている大学に交換留学の制度がなければいけませんし、成績や学力もある程度は必要となってきます。
中には全くの初心者でも交換留学が可能な場合もありますが、ほとんどが国際交流を目的とした制度のため、スペイン語を勉強している方やスペインにどうしても行きたい理由がある方、または成績が優秀な人が選ばれます。
当たり前ですが、現地では授業も生活も全てスペイン語で行われます。最低限のスペイン語力を持っていないと、会話がうまくいかない他にも日常生活に支障をきたしてしまいます。また、スペインでは英語を使用した授業も普通にあるため、英語でのコミュニケーションが求められる場合もあります。
もし交換留学に行こうと思っている人は、出発前までに語学力をあげておいた方がいいでしょう。
大学が提携している交換留学先はそんなに多くありませんが、自分が行きたい希望の大学があれば、詳細を事前にチェックしておきましょう。
大学によってカリキュラムや特色が違うので、向こうに行ってみてから想像と違ったということになっても簡単にやり直すことはできません。
留学先の都市や地域の生活情報を確認しておきましょう。
住みやすさや治安、気候など、実際に住むために困らないようあらかじめ知っておくと安心できます。
国が違えば、常識や人の考え方も違います。
日本では当たり前にできることも、現地ではできない・してはいけないことがあったりするため、不安なことがあればしっかり確認しておきましょう。
学費の他に、生活費や滞在費がかかります。日々の食費や家賃など、予想できるものはあらかじめ用意しておきましょう。
また、学生であっても法的に働くことが認められていますが交換留学生の場合は、大学が働くことを認めていない場合も多いため注意が必要です。
1990年設立と比較的新しい大学です。
幅広い学部で人気があり、全体的にレベルが高い大学といえます。
学士号、修士号、博士号があります。
経営・経済・観光学では、授業は全て英語で行われ、他の学部でも英語で行われる授業があるそうです。
スペインで最も大きい大学のひとつで、スペイン人はもちろん、外国人学生も多く在籍しています。
この大学でも国際ビジネスと英語の学部では授業は全て英語で行われます。
ナバラ州パンプローナにある私立大学です。1952年にカトリック教会のオプス・デイ創立者の聖ホセマリア・エスクリバーによって創設されました。
研究機関もあり、全コースにおいて神学の学びが取り組まれています。
また、 外国の大学や研究機関との提携し、学生間の交換留学制度を奨励しています。
カントブランコ(Cantoblanco)というマドリードの郊外にあります。
チャマルティンから近郊列車に乗って30分以内でアクセスできます。
大学に留学制度がある方は、ぜひ交換留学制度を利用して貴重な学生生活を有効活用してみましょう。