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フィリピンのボーディングスクールについて


「フィリピンのボーディングスクールってどうなの?」
全寮制の、ボーディングスクールに留学しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
誰でも通えるわけではありませんが、ボーディングスクールに通えれば、高い教養が身に付いたり人間性が磨けたりなどメリットも多いです。
この記事では、フィリピンのボーディングスクールの特徴や、メリット・デメリットなどについて、詳しく紹介していきます。

そもそもボーディングとは?

ボーディングスクールとは、一般的に「全寮制の学校」のことを指します。
日本の全寮制インターナショナルスクールに近いです。
国によって、体制や教育内容に多少の差はありますが、全寮制の場合が多いの特徴。
24時間体制で、友人や教師達と関わながら、英語力だけでなく高い教養が身についたり人間性が磨かれます。
ボーディングスクールは、イギリスが起源とされており、今では、カナダやスイス、イギリス、ドイツ、アメリカ、アジア圏など国々で、3歳~18歳くらいまでの子供達が学習しています。
授業料が高いのが特徴の一つで、主に、富裕層やお金に余裕がある子どもが通う学校として認知されています。
そのため、ボーディングスクールに通えるのは貴重です。

フィリピンのボーディングスクールの特徴

フィリピンでは、ボーディングスクールの数は欧米に比べると少ないのが現状です。
他にも、留学する方法はあるので、とりわけボーディングスクールでなければならない理由がないのであれば、他の留学方法も検討してみてください。

フィリピンのボーディングスクールのメリット

まず、フィリピンのボーディングスクールには、具体的にどのようなメリットがあるのかを3つ紹介していきます。

実践的な英語力が身に付く

ボーディングスクールでは、基本的に全て英語でやり取りすることになります。
日本の生活環境では、決して味わえない環境下で国際社会に通用する英語力が身につきます。
また、日本人が苦手な自分の意見や考えを述べる機会も多く、プレゼンテーション能力が磨かれるのはボーディングスクールだからです。
ただ英語力を伸ばすだけでなく、国際社会で通用する総合的な英語力が身につくのは大きなメリットです。

さまざまな国から留学生が来ているので、異文化理解が深まる

ボーディングスクールには、世界各国からさまざまな国の優秀な外国人が集結します。
年齢的にも、多感な時期にさまざまな国籍の外国人と生活を共にするため、異文化理解が深まり人としても大きく成長できるのはメリットです。

生涯の友人に出会えるチャンスがある

ボーディングスクールに限った話ではないのですが、共に切磋琢磨した友人は生涯に渡って付き合っていける大切な存在です。
また、友人だけでなく、24時間体制で教えてくれる先生も、人生の師として尊敬できる人が多いかもしれません。
留学生活が終わった後も関係が続く、かけがえない友人ができるでしょう。

ボーディングスクールのデメリット

続いて、ボーディングスクールのデメリットを紹介します。
メリットも踏まえてボーディングスクールが自分に合っているのか判断材料の一つにしてください。

簡単に帰国できる環境ではない

基本的に、全寮制という環境のため、日本に帰りたいと思っても簡単に帰国できる環境ではありません。
10代のお子さんにとっては、親元や仲の良い友人としばらく別れるのは、寂しい気持ちになることもあるでしょう。
もちろん、学生をサポートする環境は万全ですが、通常の留学以上に強い意思があることが大切です。

求められる英語力は高い

入学時に求められる英語力は高い傾向にあります。
日本で普通に生活を送り、学校の英語の授業を受けているだけでは身につかないレベルの英語力が必要です。
将来的に、ボーディングスクールへ進学させたいと考えてるいるなら、幼少期の頃から読む・聞く・話す・書くの4技能を満遍なく学習することが大切です。
日本の教育カリキュラムに沿った英語学習では、ボーディングスクールに入るのは難しいです。
したがって、なるべく早い段階から英語学習を始めて、英語力を磨いていくようにしましょう。

ボーディングスクールに入学するために準備すること

ボーディングスクールへの出願の際に、必要になる書類について紹介していきます。

詳細は以下の通りです。
・成績証明書
・英語の資格証明書
・課外活動の実績
・応募者のエッセイ(志望動機や将来の夢など)
・親のエッセイ(留学に対する考え方や思いなど)
・在籍している学校の各教師からの推薦状

学校によって必要な書類や英語力も変わるので、あくまでも目安として考えてください。

準備に要する期間

必要な出願書類を準備するには、時間がかかります。
少なくとも、1年前から準備を始めることをおすすめします。
希望の学校が見つかったら、願書受付締切日を調べ締め切りに間に合うように、早めの準備を心がけてください。
また、英語力向上にも時間がかかるので、少しでも早い段階から学習しておくのが良いです。
英検を受けるなどして、留学に向けて少しずつ準備することが大切なので、基礎固めはしっかりやりましょう。

ボーディングスクールの選考方法

ボーディングスクールには、日本の偏差値のような比較基準はありません。
そのため、統一した筆記試験の結果ではなく、これまでの学校の評価やモチベーション、人間性、将来の可能性などを総合的に判断されます。

まとめ

ボーディングスクールに入学するには、十分なお金だけでなく入学時には高い学力と英語力が求めれます。
もし、お子さんにボーディングスクールに通わせたいのであれば、なるべく早い段階から準備を進めていくことが大切です。
入学までの道のりは大変ではありますが、それだけメリットも大きいですし貴重な経験になるはずです。
ぜひ、今からできる準備をしていきましょう。