夏休みを活用して海外のサマースクールに参加したい、と考えている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、マルタで行われるサマースクールについて解説しています。
そもそもサマースクールとはなんなのか、マルタのサマースクールをおすすめする理由などにつうても取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。

サマースクールとは、語学学校や現地の学校などが開催する夏の短期留学プログラムのことです。
6月?8月のタイミングで行われるのが一般的で、現地に滞在しながら、勉強やアクティビティに取り組むことができます。
短期間のプログラムですが、将来海外の大学に進学したい、海外留学をしたいという人にとっては、事前準備にもなります。

サマースクール参加中の現地における滞在方式は、プログラムによって異なります。
例えば、ボーディングスクールと呼ばれる寮制の学校や大学が開催するサマースクールの場合、学校の寮に滞在してプログラムに参加するケースが少なくありません。
プログラム参加者が一緒に寝食を共にするため、仲を深めることもできるでしょう。また、寮に滞在する場合、基本的には成人のスタッフも常駐しているので安心です。
一方で、ホームステイという形で現地に滞在するケースもあります。
ホームステイはホストファミリーと呼ばれる現地の家族の家で一緒に生活を送ることです。
現地の生活をそのまま体験することができるほか、ホストファミリーとの会話も発生するため語学力向上も期待できます。
現地のリアルな生活を体験したい人、興味のある人にとっては非常に貴重な体験となるはずです。

寮に滞在する場合でも、ホームステイで滞在をする場合でも、基本的には1日3食が提供されるケースがほとんどです。
料理は様々なものが提供されますが、時にはマルタ料理が提供されることもあるでしょう。
マルタの場合、イタリアに近い国ということもあり、パスタやピザなど日本人にも馴染みがある料理も少なくありません。

サマースクールは、基本的に全てのアクティビティが英語で行われます。
そのため「英語ができないと参加できないのでは？」と考える人もいるでしょう。
しかし、必ずしも高度な英語力が必要なわけではありません。サマースクールでは、生徒の英語力に応じてクラス分けが行われるため、英語力が十分でなくても参加可能です。
なお、初日にはクラス分けを行う英語のテストが行われるのが一般的です。

マルタとは、地中海の中央に位置する島国で、イタリアから非常に近いのが特徴です。
非常に小さな国であり、面積は東京23区の半分程度とされています。
地中海の国ということもあり、夏は日差しが強くなっています。
そのため、日焼け止めや帽子など日差し対策のグッズを用意しておくことをおすすめします。
ちなみに、マルタはリゾート地としても有名であるため、サマースクールが行われる時期はヨーロッパの人たちが大勢観光にやってきます。

ここでは、サマースクールにマルタをおすすめする理由について解説します。
世界各地でサマースクールが行われていますが、なぜマルタなのでしょうか。

マルタは、ヨーロッパ諸国の中では、治安がいい国だとされています。
もちろん日本と全く同じくらい安全というわけではありません。
それでもスリにあわないように注意する、必要以上に夜遅くに出歩かない、など基本的なことに注意をしていれば、危険な目に遭う可能性は低いでしょう。
そのため、保護者の方も安心して送り出すことができます。

マルタは、ヨーロッパの中では珍しい英語を公用語としている国であることもあり、留学生もヨーロッパ諸国出身者が多くなっています。
国によっては、せっかく留学したものの現地に日本人が多かった、ということも少なくありませんが、マルタであればそういった心配はありません。
また、英語以外のヨーロッパ諸国の言語に興味を持つ可能性もあるでしょう。

マルタは地中海に位置するリゾート地ということもあり、ビーチでのアクティビティが豊富です。
サマースクールで知り合った友達と一緒に楽しむこともできるでしょう。
また、非常に小さな国なので、歩いていろんなところに足を運び現地の文化に触れてみることもできます。

マルタは物価が安いとされているため、費用面を気にしている人にもぴったりです。
サマースクールに参加する場合も、イギリスやアメリカといった英語圏の国が2週間で20万?30万円かかるのに対して、マルタなら20万円以下で参加することもできます。

今回は、マルタのサマースクールについて解説しました。
サマースクールは、海外での生活をしてみたい、将来海外留学するときの準備にしたい、といった人におすすめのプログラムです。
マルタのサマースクールは、治安の良さや日本人の少なさ、物価の安さなど、参加しやすくなっているので、ぜひ検討してみてください。