===== アメリカ留学で取得できる資格 ===== \\ ==== アメリカ留学の実績となる「資格」 ==== アメリカ留学の証として形に残しやすいのが「資格」です。\\ アメリカ留学で勉強したこと、頑張ってきたことを証明するとき、資格があるのとないのでは説得力が違ってくるでしょう。\\ 例えば、口頭で「留学中に英語を勉強して喋れるようになりました!」と言った場合と、「留学中に英語を頑張って、TOEIC800点を取得しました!」とスコアを見せるのでは、印象がかなり変わります。\\ このように、留学して資格取得をすれば「自分の頑張りを形として残せる」というメリットがあります。また、TOEIC高得点やMBA取得などは自信にもつながり、現地アメリカでの就業や帰国後の就職にも抜群のアピール材料になることでしょう。\\ \\ ==== 大学卒業も立派な資格。帰国後の就職にも有利 ==== 「資格」というと税理士や弁護士など、「試験を受けて合格するもの」というイメージがあるかもしれません。\\ しかし、海外の短大や大学、大学院を卒業してもらう「(準)学士」「修士」「博士」などの“学位”も立派な資格のひとつです。\\ 「慣れない土地で、英語で勉強をして卒業する」というのは、なかなかできることではありません。\\ 帰国後に就職活動を行う場合には、「英語が出来て、ガッツのある人材」と高く評価されることでしょう。\\ \\ ==== アメリカ留学取得できる資格一覧 ==== では、具体的にアメリカ留学で取得できる資格とはどのようなものがあるのでしょうか。\\ 代表的なものをご紹介していきます。\\ \\ === MBA(経営学修士) === MBAは経営系の大学院(ビジネススクール)を修了したものに授与される資格です。\\ ビジネス系全般(経営、経済、マネジメント、マーケティング、会計など)を学び、経営のエキスパートを目指します。\\ MBAはビジネス界での評価が高く、MBA取得者の多くが企業の役員やマネージャー、経営コンサルタントとして活躍します。\\ また、その経験と知識を生かして起業家の道を歩む者も少なくありません。\\ MBAとはいわば”ビジネスのプロフェッショナル”です。\\ \\ === EA/USCPA(米国税理士/米国公認会計士) === EAおよびUSCPAは会計・税務のプロです。簿記の知識から始まってEAは税務、USCPAは管理・財務会計、税務、監査などありとあらゆる会計業務に携わります。\\ EAとUSCPAは試験範囲で重なっている部分も多く、どちらかを目指すのであればどちらも一緒に挑戦してみるのもおすすめです。\\ EAは受験資格が18歳以上、合格率も60%前後と比較的難易度は低く、USCPAは州ごとに受験資格が変わるもののこちらも日本の公認会計士よりも簡単と言われていますので、数字が強い方はチャレンジしてみても良いかもしれません。\\ \\ === CITLS(国際貿易資格) === CITLSは米国商務省から認められた国際貿易団体 “IIEI” が認定する、貿易のプロフェッショナルです。\\ 輸出入にかかわる書類や手続き、梱包方法など、貿易で必要となる知識を網羅的に勉強します。\\ 貿易を行っている会社などで役に立つ資格です。\\ \\ === CAP(旧CAP:米国秘書検定) === CPSは米国秘書協会(IAAP)が認定する資格です。\\ コミュニケーション、会計、IT、プロジェクトマネジメントなど、ビジネススキル全般が試される資格です。\\ 「プレMBA」と呼ばれることもあり、今後のキャリアを一つの分野に絞りきれていない方にもおすすめできる資格です。\\ \\ === ネイリスト === 日本では民間資格しかないネイリストですが、アメリカでは国家資格であるのがネイリストです。\\ 全米各地にある、認定を受けたネイリスト養成学校を卒業すると取得できます。\\ ネイリストはUSCPAと同じ用に州ごとにライセンスが存在し、働く場合はその州ごとにライセンスが必要となります。\\ \\ === ヨガ講師(RYT200、RYT500) === アメリカのみならず世界で活躍できるヨガ講師の資格が「全米ヨガアライアンス」です。\\ ”全米ヨガアライアンス”という団体が認定した認定校(RYS: Registrated Yoga School)でコースを修了すると取得でき、早ければ3週間ほどの集中講座でも取得が可能です。\\ RYT200および500の数字は、受講する授業の総時間を表しています。\\ \\ === ATC(アスレチックトレーナー) === ATCはNATA(The National Athletic Trainers' Association)が認定する国家資格です。\\ アスレチックトレーニング教育認定委員会(CAATE)認定のプログラムを有する大学や大学院を卒業し、決められた時間のインターンシップを行い、試験に合格することで取得できます。\\ ATCを取得すれば、高校や大学のチームトレーナーから、プロチームや国別代表チームのトレーナーなど、幅広いフィールドで活躍できることでしょう。\\ \\ === TOEIC/TESOL(英語講師資格) === TOEICはご存知の通り、英語力を測るための試験です。990点満点でリスニングとリーディングを行います。\\ 一般的にはリスニングテストとリーディングテストの成績が評価されますが、スピーキングやライティングのテストも実施しており、全体的な英語能力を測ることができます。\\ ただし、TOEICは世界的にはあまり認められていない資格です。そこでおすすめしたいのがTESOLという資格です。\\ ”Teaching English to Speakers of Other Languages”の略で、英語を母国語としていない方向けに英語教育ができる資格になります。\\ この資格を取得すれば、日本で英語講師として働くことも可能です。\\ \\ ==== 現地でTOEICも受験できる ==== 自分の勉強の成果として、就職のために取ってみよう!\\ どんな分野を学ぶにしろ、アメリカ留学では自然と英語力が上がっていくでしょう。\\ その成果を形として残すためにも、定期的にTOEICやTOEFLなど英語テストの受講をおすすめします。\\ 特に日本ではTOEICの点数を英語力の指針としており、企業の海外部門や海外駐在員には一定以上のTOEICスコアを求めていることがほとんどです。\\ たとえば、日本企業が求めるTOEICのスコアはおおよそ以下のようになっています。\\ \\ 500~550点 :新入社員に求めるスコア\\ 600点前後 :中途社員に求めるスコア\\ 650点   :上場企業が求める平均スコア\\ 700点~  :海外部門配属社員の最低ライン\\ 750点~  :駐在員の最低ライン\\ \\ 以上のスコアを目安に、自分の将来を見据えた点数を目標にしていきましょう。\\ 1年以上の長期留学をするのであれば700点は最低目標としたいところです。\\ また、TOEICやTOEFLはアメリカでも受験できるため、帰国前に受験していくのもおすすめです。\\