===== 台湾で可能な芸術分野の留学 ===== \\ ==== 台湾の芸術分野の留学とは? ==== 台湾留学の主流である語学留学や大学の正規留学以外に、台湾で可能な芸術分野の留学とは、どのような留学なのでしょう。\\ 一般的な芸術留学は、芸術系の学部がある大学や芸術系の専門学校に通うことが考えられます。\\ まず、台湾の芸術留学の方法として挙げられるのは、芸術大学や芸術系の学部がある大学へ正規留学することです。\\ 台湾の大学は、外国人留学を対象にした特別枠を設けている学校が多いのが特徴で、成績証明書や推薦文などの書類提出のみで合否が判断される学校もあるので、試験に自信のない人でも挑戦しやすいでしょう。\\ 台湾の大学入試は各大学や学部によって様々ですが、入学条件は学校統一であります。\\ \\ === 台湾の大学 外国人入学条件 === ①母国にて高等学校(それに準ずる学校)を卒業している\\ ②中国・台湾ではない外国のパスポート所有者\\ ③中国語検定・TOCFLの基礎レベル・進階レベル(2~3級)以上を取得する者\\ \\ 3つ目の条件に「中国語検定・TOCFLの基礎レベル・進階レベル(2~3級)以上を取得する者」とありますが、初級から中級程度の難しいレベルではありません。\\ しかし、入学後は、台湾現地の学生と中国語で講義を受けるので、中級以上の語学力が必要となります。\\ そのため、入学後苦労しないように、留学前に中国語力の向上を目指すことをおススメします。\\ \\ ==== 台湾の芸術系の大学 ==== 皆さんは、台湾の芸術系の大学をご存知ですか?\\ 次にご紹介するのは、台湾の芸術系の大学についてです。\\ \\ {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="152px,539px"}} ^ 大学名 ^ 学部・学科・コース ^ | 国立台湾芸術大学 | 美術、デザイン、コミュニケーション、パフォーマンスアーツ、人類 | | 国立台北芸術大学 | 音楽、美術、演劇、ダンス、映画、新メディア、文化資源など | | 国立台南芸術大学 | 音楽芸術、文学文化遺産、視覚芸術 | \\ 台湾で有名な芸術系の大学を挙げてみました。\\ 公立の大学であるため、充実したカリュキュラムが組まれています。\\ また、国立台湾芸術大学は、多くの日本にある大学と提携しているため交換留学ができる機会があります。\\ \\ === 提携校一覧 === {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="163px"}} ^ 大学名 ^ 提携校(日本) ^ | 国立台湾芸術大学 | 筑波大学・多摩美術大学・東京芸術大学・神戸芸術工科大学・武蔵野美術大学・\\ 沖縄県立芸術大学・京都工芸繊維大学・千葉大学など | | 国立台北芸術大学 | お茶の水女子大学・多摩美術大学・東京芸術大学・京都芸術大学・京都市立芸術大学・\\ 京都造形芸術大学・沖縄県立芸術大学・日本映画大学・東京音楽大学など | | 国立台南芸術大学 | 東京芸術大学・エリザベト音楽大学など | \\ 上記に表したように台湾の大学と提携している日本の大学は多いので、条件が揃えば交換留学できるチャンスが誰にでもあるでしょう。\\ \\ ==== 台湾の大学留学費用は? ==== 台湾の芸術大学に留学する場合、留学費用がいくらかかるのか気になります。\\ 芸術系のみならず台湾の大学に正規留学する場合、必要な留学費用についてご紹介していきます。\\ \\ === 台湾の大学正規留学費用目安 === {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="152px,123px"}} ^ 費用の種類 ^ 費用目安 ^ | 渡航費(往復) | 2~11万円 | | 学費(1年間) | 17~40万円 | | 滞在費(1ヵ月) | 3~5万円 | | 生活費(1ヵ月) | 4~5万円 | ※引用元:[[https://ryugaku.kuraveil.jp/countries/taiwan/purposes/university-study-abroad#part-c82d04c003f7eda3|留学くらべーる]]\\ \\ 費用の内訳は、自分自身の費用のやり繰りで異なるため、きちんと留学費用の計画を立てるようにしましょう。\\ また、学校によって学費が異なりますが、英語圏に比べると安い費用で留学することができます。\\ また、台湾の大学と提携している日本の大学は、交換留学できる機会があります。\\ 交換留学で台湾の大学に通う場合、学費が免除されます。\\ そのため、自分が在籍している学校によっては、学校内の交換留学の選考基準が高く、競争率も高い場合もあるので、入念な準備が必要です。\\ 交換留学の場合、通常の正規留学に比べると断然安い費用で留学することができます。\\ \\ === 国立台湾芸術大学の学費例 === {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="58px"}} ^ 項目 ^ 金額(現地学生) ^ 金額(外国人学生) ^ | 学費 | 16000元(約6万円) | 40000元(約14万8千円) | | 雑費 | 10230元(約3万8千円) | 14000元(約5万2千円) | | 合計 | 26230元(約9万7千円) | 54000元(約20万円) | ※引用元:[[https://aca.ntua.edu.tw/upload/file/2019100212071315.pdf|国立台湾芸術大学108学年学雑費収費基準一覧表]]\\ \\ 国立台湾芸術大学を例に挙げましたが、芸術大学以外にも一般教育の大学も同じで外国人留学生の方が学費は高くなっています。\\ しかし、台湾政府や外部の奨学金制度が充実しているため、不安なく留学できるようになっています。\\ \\ ==== まとめ ==== 個人留学も勿論良いと思いますが、台湾の芸術大学と提携している日本にある大学は多いです。\\ 現在学生で芸術留学したいと考えている人は、自分が在籍している学校が台湾の芸術大学と提携しているか確認してみてください。\\ 提携校があるなら、留学するチャンスが必ずあります。\\ 費用面や自信などで諦めないで、ぜひとも挑戦してみてください。\\