===== スペイン留学の手続き・流れ ===== \\ スペインに留学というと、あまり聞きなれない方が多いかもしれません。\\ しかし、スペインはたくさんの魅力に溢れ、国を知れば知るほど興味を持つ人が多いのも事実です。\\ スペイン留学に行く人は、スペイン語を学ぶ語学学校への留学が多く、その他は専門的な分野(ダンス留学・料理留学・大学進学など)の勉強を目的としたものがあります。\\ 伝統的な文化や歴史、街中に多く残る遺跡や教会、豊かな食文化に温暖な気候・・・たくさんの魅力があるスペインに留学する際の、実際の手続きの流れについてまとめていきます。\\ これからスペイン留学を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。\\ \\ ==== 留学の目的は? ==== なぜスペインに留学をするか、何を学びたいのか、何を実現させたいかなど、留学の目的によって手続きやしなけばいけない手順が大きく変わります。\\ まずは、自分の目的を明確にしましょう。\\ \\ 例えば・・・\\ ・スペイン語を学ぶ\\ ・スペインの大学で学ぶ\\ ・スペインでしか勉強できない分野を学ぶ\\ ・スペインで資格を取るために学ぶ etc…\\ \\ 留学の目的は人それぞれですが、最終的にどうしたいかで学校やコース選びが決まってきます。\\ ただスペイン語を学びたいなら語学学校。\\ スペインならではの分野を学ぶのなら、現地の大学や大学院。\\ 専門分野を学んで資格を取得したいなら、専門学校などの選択肢が考えられます。\\ \\ ==== 留学の期間を決めよう ==== 一般的に留学では、3ヶ月未満なら短期留学、3ヶ月以上だと長期留学になります。\\ 学生が留学する場合、多くが長期休みを利用した短期留学であることが多いです。\\ 夏休みや春休みに学生が集中します。\\ 入学する学校やコースによって、最初から留学の期間が決まっている場合があります。\\ しかし、ビザを申請する際に必ずその期間の長さのビザを発行してもらえるとは限りません。\\ 学生ビザは現地での延長することが可能なので、まずは無事にビザを取得することに重きをおきましょう。\\ \\ ==== 学費用をしっかり用意しておこう ==== 留学には、滞在する分だけの学費と生活費が必要です。\\ スペインではアルバイトも認められていますが、スペイン語と同時に英語も少し話せるレベルでないと仕事探しは簡単ではないのが事実です。\\ ただでさえなれない土地で、異なる言語で生活をしているため、何かあった時にお金がないとパニックになってしまうこともあります。\\ 一番良いのは、日本を出発する前に留学の期間を全てカバーできるほどの資金を用意して行くことですが、現地で収入がなくても数ヶ月は生活ができるほどの貯金をしておくことは大切です。\\ 思わぬところで出費があったり、怪我や病気になってしまう可能性は誰にでもあります。\\ 念には念を入れて、お金と心の余裕を作っておきましょう。\\ 留学資金についてどうしても不安な方は、奨学金の制度の利用を検討しましょう。\\ 後々返済が必要な場合もありますが、誰でも申請することができます。\\ 多くの大学や自治体が奨学金の制度を設けているため、自分にあったものを見つけることができるはずです。\\ \\ ==== 留学する都市を決めよう ==== 大切な留学先の都市を選びましょう。スペインは都市によって文化や歴史が異なり、特徴も大きく変わります。\\ そのため、悩む人も多いかもしれません。\\ やはり人気な都市は、世界中から多くの人や観光客が集まる「マドリード・バルセロナ・バレンシア」あたりです。\\ 国際色が強い都市のため、初めての留学生活では比較的生活がしやすいと言えます。\\ その分、若者が多く賑やかであることが多いため、遊びと勉強、留学生活を思いっきり楽しみたいという人向きです。\\ 一方で、郊外や南の方へ行くと、温暖な気候とともに穏やかな雰囲気の都市が多くあります。\\ アンダルシアセビージャなどはその代表的な例で、静かで落ち着いた環境は留学生にも最適だと言えます。\\ スペイン人の生活に溶け込み、より身近に文化に触れることができるのも、魅力の一つです。\\ \\ ==== 出発する時期を決めよう ==== 多くの語学学校は、常に新入生の受け入れがあるため入学日の設定がありません。\\ 大学ではある程度設定されていることがありますが、留学生に対しては柔軟に対応しているところが多いです。\\ そのため、自分の好きな時期に出発することができます。\\ おすすめは、10月ごろのオフシーズンです。\\ 短期留学に来る日本人学生も少なく、観光客も一旦落ち着く時期のため、ゆっくり自分のペースで生活を始めることができます。\\ また、飛行機のチケットも閑散期に伴い割安になるため、手配する際の参考にしてみてください。\\ \\ ==== 留学エージェントを決めよう ==== 大まかな留学の目的が決まったら、留学エージェントを探しましょう。\\ 日本には多くの留学エージェントがいますが、自分にあったところを見つけるのが大切です。\\ エージェントを利用するメリットはかなり多く、デメリットと言えば仲介手数料(ないところがほとんどです)があることや、よくないエージェントを選ぶと留学資金のぼったくりにあってしまう可能性があることです。\\ しかし、それさえなければビザの申請や学校への問い合わせ、現地での生活など全てをサポートしてくれます。\\ スペイン語や英語も得意で、留学が初めてではない場合でもやはり自分で全てを管理するのは大変なので、エージェントの利用がおすすめです。\\ \\ === 留学エージェントのサポート内容 === ・留学先の学校への入学手続き\\ ・ビザ申請のサポート\\ ・海外保険の案内、取得\\ ・滞在先の手配(必要な人のみ)\\ ・現地の生活情報\\ ・その他相談、アドバイス etc… \\ \\ === 良い留学エージェントの選び方 === 数ある中で、どの留学エージェントがいいのか、何を軸に選べばいいのかわからない方も多いと思います。\\ そんな時は、いろんなエージェントに見積もり依頼をして比較をしてみましょう。\\ おそらく数万円~数十万円の誤差が出てきます。\\ 仲介手数料無料のはずなのに別の名目で見積もりに入っていたり、不要なオプションをつけられていたりと、ぼったくられている場合気がつくことができます。\\ また、説明会や相談に行くたびにエージェントの雰囲気やカウンセラーの人柄もチェックしておきましょう。\\ ネットでの口コミも大切ですが、自分が実際に「このエージェントなら安心してお願いできる!」と思えるところを選ぶのが一番大切です。\\ 海外保険をしっかり確認・理解しておこう!\\ \\ ==== まとめ ==== 留学をする際、必ず加入する海外保険ですが、加入してそのあとはほったらかしにしてしまう人がとても多いです。\\ しかし、事前に保険の使い方を理解しておかないと、いざという時のために加入したのに、そのいざという時に(急な怪我や病気など)使い方が全くわからず、払わなくていいお金を払ってしまう、もしくは多額な金額を請求されて支払えない、なんていうことになってしまいます。\\ もし病気などになってしまった時、そのように保険が使えて、どんなことが適用範囲なのかをしっかり理解しておくことが大切です。