===== アメリカ留学の手続き・流れ ===== \\ ==== まずは学校選び! ==== 必要な要件(語学力)を満たして「I-20(入学・在留資格)」を手に入れよう!\\ アメリカ留学最初のステップは「学校選び」です。\\ というのも、入学する学校から発行される「I-20(入学・在留資格)」が留学手続きに必要となるためです。\\ その後のステップは選んだ学校によって変わります。\\ 大学やコミュニティカレッジ(2年制大学)であれば、英語力の証明(TOEFL等受験)が必要です。\\ 4年制大学であればTOEFL IBTテストで100~61点程度、コミュニティカレッジであれば60~45点以上取得が目安でしょう。(※1)\\ (※1)参考https://english-innovations.com/4594/\\ \\ ただし、名門4年制大学になれば100点以上を要求される学校もあったり、逆に60点以下でも入学できる大学もあります。\\ 自分が選んだ学校の要求レベルを確認しましょう。一方、語学学校であれば英語力の証明は必要ありません。\\ しかし、どんな学校に行こうとも事前に英語力を付けておくことは大変重要で、留学経験者は一様に「もっと英語を勉強しておけば良かった。」と後悔するほどです。\\ こうして 学校を選び、(必要であれば)語学テストを受け、入学手続きを行えばI-20が手に入ります。\\ \\ === 次はパスポートを申請しよう === I-20を手に入れたら、次はパスポートを申請しましょう。\\ パスポートは日本生まれの方であれば、必要書類を持っていくだけで作ることができます。\\ 必要書類は全部で5点です。\\ <パスポート申請書類5点セット>\\ * パスポート申請書類(申請窓口にもある) * 戸籍謄本または妙本(6ヶ月以内のもの) * 住民票の写し * パスポート用写真(縦45mm×横35mm、縁なし、無背景(もしくは淡い色)※証明写真機で撮影可能) * 本人確認書類(1点でいいもの:マイナンバーカード、運転免許証 2点必要:健康保険証、学生証など) \\ これらの書類を持って、都道府県ごとに設置されているパスポート申請窓口に向かいましょう。\\ 通常であれば申請から1週間ですが、GWやお盆休み、年末年始期間は2週間~3週間程度かかることもあります。\\ 発行時にいつ頃発行されるかを教えてくれます。\\ そして、パスポートを発行するにあたって気をつけたい点が一つ。\\ パスポートの有効期限は「留学滞在予定」よりも半年以上先にしてください。\\ つまり、I-20に記載された”PROGRAM START/ END DATE”より半年以上有効期限があるものです。\\ すでにパスポートを持っている方でも、有効期限が足りない場合は再発行が必要となります。\\ \\ === 留学手続き一番のヤマ場「ビザ申請」 取得までに最長1ヶ月以上掛かることも === パスポートを手に入れたら、次は留学手続き最大のヤマ場である「ビザ申請」です。\\ 留学生はF-1 ビザ(同行する配偶者および子はF-2)を申請します。\\ ビザ申請のかんたんな流れは以下のとおりです。\\ \\ <ビザ申請の大まかな流れ>\\ 1.米国大使館公式サイト:https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/index.html?firstTime=No \\ で”DS-160ビザ申請書”を提出。申請料金を支払い、面接日を設定。\\ \\ 2.申請書類を準備(書類は以下の通り)\\ * 上記で発行された面接予約確認書 * DS-160確認ページ * パスポート * 証明写真 * (もしあれば)過去10年間に発行されたパスポートすべて * (あると良いもの)留学後に働く必要がないこと、すぐに帰国する意思表示ができる書類(英語)\\ 例えば、銀行の残高証明書、帰国後に入るor戻る予定の会社からのレター、日本にある財産の証明書(自分名義の家、車)などなど\\ \\ 3.予約した会場で面接を受ける\\ 4.面接時にビザ発行の可否が伝えられる。発行される場合は、最短1週間~約3週間程度で希望の住所に郵送される\\ \\ ビザ申請の流れは以上のようになります。 細かい内容は米国大使館のサイトで確認してください。\\ 少しでも書類に不備があると、ビザ発行の可否に影響を及ぼすことがあります。\\ また、アメリカで働かない(働く必要がない)、必ず日本に戻るという意思を示すことが重要です。\\ そういった意思をアピールできる書類を用意することで、ビザ発行の確率は上がります。\\ ※週に18時間以内、90日以内の語学留学であればビザは必要ありません。\\ 出発の72時間前までにESTAを申請してください\\ \\ === 最後に航空券を購入しよう === ビザ発行が確実になったら、そこから航空券を購入しましょう。\\ もし、ビザよりも先に購入してしまうと、万が一ビザの発行が遅れた場合に無駄になってしまうからです。\\ 短期留学でESTAにて入国する場合は関係ありませんので、安い時期を見計らってチケットを購入しましょう。\\ この際の費用をクレジットカードで支払うことによって、カードの海外旅行保険が利用できることがあります。\\ (詳しくはこちら→アメリカ留学中の保険について )\\ あとは、留学に向けて荷造りを行って準備は完了です。\\ 長期間の留学の場合、早め早めの準備をすると後が楽になります。\\ \\ === 留学手続きのモデルステップ === ここまでをご覧になってわかるように、留学手続きにはかなりの時間がかかります。\\ そのため、どのくらい事前に、どのように進めていけばよいのか、理想的な流れをご紹介します。\\ 留学予定:2022年の留学\\ 目的:4年制大学進学\\ \\ 1.2020年中\\ 留学先(学校)を決める。同時に必要な語学力を確認し、勉強~受験予定を立てる。\\ (TOEFL80点の学校に2022年2月を目標に定めた)\\ \\ 2.2021年8月\\ 1年の勉強が実を結び、TOEFL IBT 85点取得。(受験から1週間程度で、オンラインで確認可能)\\ \\ 3.2021年9月\\ 学校に入学申請を行い、I-20を発行。数週間で自宅にI-20が届く。同時にパスポートを発行。\\ \\ 4.2021年10月\\ ビザ申請の手続き開始。I-20に記載されたプログラム開始日の120日前からビザ申請可能。\\ \\ 5.2021年11月\\ ビザ発行。航空券購入。荷造り。\\ \\ 6.2022年1月\\ 出発。(I-20に記載されたプログラム開始日の30日前から滞在可能)\\ \\ === 手続きが面倒、複雑でわからない時は留学エージェントを活用しよう === 留学手続きは、計画的にスケジュールを組んでやっていかなければなりません。\\ 多くの方は英語の勉強が必要になるので、加えて留学手続きを行なうのは非常に面倒な作業です。\\ そんな時に頼りになるのが留学エージェントです。\\ 年に何人もの留学生のサポートしている、いわば”留学のプロ”です。\\ そんな彼らは留学先の学校のこと、プログラムのこと、ビザ申請のことなど、留学にまつわるありとあらゆることを相談できます。\\ また、留学手続き代行もしてくれるため、エージェントを利用すれば勉強に集中できます。\\ 「どうしても時間がない」「手続きが面倒で勉強に支障がでる」ということであれば、留学エージェントに相談してみましょう。\\ しかし、留学手続きは、これから行なうアメリカでの生活よりも圧倒的に簡単です。\\ 留学の練習として、英語の勉強として、費用の節約として、留学手続きは自力で行なうことをおすすめします。\\