===== フランスで使える奨学金 ===== \\ フランス留学を検討しているけれども、お金が厳しい…。\\ そんなお悩みはありませんか?\\ 日本で奨学金というと「エリートや頭のいい人しか取れない」「返済が必要でネック」といった難しい・厳しい印象かもしれません。\\ ところが、フランス留学に関しては、日本・フランス政府や、その他民間の機関からの奨学金オファーが数多くあります。\\ そのため、奨学金を活用してフランス留学をしている方がかなり多いです。\\ 今回の記事では、フランス留学の際にぜひ検討しておきたい奨学金についてご紹介していきます。\\ \\ === フランス留学の奨学金獲得はむずかしい? === 一般的には、単位や学位を取れる学校に通うための学生向けのものが多く、給付型よりも返済型の方が審査に通りやすい傾向です。\\ 学生ではなくファッション・シェフになるための修行留学や特別な学校に通う場合は、奨学金はほとんどないのが現状です。\\ ただし、専門学校が自校生徒向けに行っている奨学金制度がある可能性もありますから、通う予定の専門学校に一度問い合わせてみると良いでしょう。\\ または、フランスの大学にファッションに関連した専攻学科やコースがある場合は、「専攻を問わない」正規留学向けの奨学金であれば利用できる可能性もあります。\\ フランス留学の奨学金には、専攻の種類や修士2年 博士3年限定、C1以上の語学力などの規定がありますが、思いもよらない民間機関や地方自治体で行っている奨学金が使える可能性もあります。\\ まずは奨学金を幅広くリサーチし、条件にあったものを探していきましょう。\\ \\ === フランス留学におすすめの奨学金【給付型】 === ではまず、給付型で返済の必要ない奨学金をいくつかご紹介します。\\ \\ **・[[http://www.ambafrance-jp.org/-rubrique381-|フランス政府給費留学生]]**\\ 文系・理系によって受けられる給付の特典が違います。\\ フランスの大学登録料免除や、学費の補助、滞在先の宿探しのサポート、社会保険料、往復の航空券などの費用を負担してもらえます。\\ \\ **◇[[https://tobitate.mext.go.jp/program/index.html|トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム]]**\\ 2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。\\ 多くのフランス留学奨学金が大学・高校・専門学校などの学校に通う生徒を対象としていますが、こちらのプログラムではインターンシップ・ボランティアへの奨学金給付もあります。\\ ※ただし日本の学校に在籍していることが条件\\ \\ **・大学生コース**\\ 日本の大学・専修学校に在籍している方が対象\\ \\ **・高校生コース**\\ 日本の高校に在籍している方が対象\\ \\ **・地域人材コース**\\ (地域)の発展に貢献するリーダーを育成するためのプログラム。\\ 各都道府県で行っている奨学金を検索することができ、都道府県が指定する地域発展のテーマと留学内容が合っていれば奨学金を受けられる可能性があります。\\ \\ **◇[[http://www.jasso.go.jp/index.html|海外留学支援制度(学部学位取得型) ]]**\\ 日本学生支援機構(JASSO)提供の奨学金です。\\ 日本の高等学校を卒業後、学士の学位を取得するために海外の大学へ留学する学生が対象です。\\ 芸術系の大学へ進学を予定している方は、芸術の実技分野は対象外になるので注意しましょう。\\ \\ **・[[https://www.ccfj.com/study/schol/index.html|日仏文化協会]]**\\ フランス留学を主に扱う、民間の企業です。\\ 長期の場合は、大学付属語学学校2期以上受講か、日仏文化協会ホームページ「フランス語圏への留学」プログラムに参加希望の方に10~30万円分の奨学金を。\\ 短期の場合は、『日仏文化協会フランス総合ガイド』短期留学プログラムおよび日仏文化協会ホームページ「フランス語圏への留学」プログラム参加したい方に5万円の奨学金を給付しています。\\ フランス留学・専門留学(料理・製菓・音楽・モード・アート)など幅広い提携先と結んでもらえるため、特定分野を学ばれたい方は相談されると良いでしょう。\\ \\ **・[[https://www.rid2580.org/abroad/drfc/|ロータリー財団]]**\\ 世界各地に会員がいる連合組織・国際ロータリーに併設されたロータリー財団が提供する補助金で受けられる奨学金です。\\ 補助金の種類は、[[https://www.rid2580.org/abroad/drfc/|①地区補助金]]、②のグローバル補助金に大きく分けられます。\\ 2のグローバル補助金では、平和と紛争予防/紛争解決・疾病予防と治療・ 水と衛生・母子の健康・基本的教育と識字率向上・経済と地域社会の発展に関わる活動テーマに当てはまる奨学生を対象に、1の地域補助金では、グローバル補助金奨学生に該当しない奨学生(海外の大学あるいは大学院での 2 年までの修学)を対象として給付されます。\\ 最大2 年間~4年間もの間奨学金を受け取れるとあって、かなり激戦とされていますが、応募をしてみる価値は十分にあるでしょう!\\ \\ **・[[https://www.jsps.go.jp/j-abc/|日本芸術振協会]]**\\ 学術研究の助成、研究者養成のための資金の支給を行っています。\\ 博士後期課程の学生などを対象に、3か月~1年程度海外の研究者と共同して研究に従事できるよう、100~140万円(派遣国により異なる)の滞在費等を支給するというプログラムになっています。\\ \\ **◇社会人も可能![[https://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/scholarships|世界銀行]]**\\ 将来、国際開発機関に就職することを目標とし、現在日本国外の修士課程あるいは博士課程に在籍している、もしくは入学許可を受けている日本国籍を持つ方。\\ たまは、実務経験を有するミッドキャリアの日本人を対象として、最大2年間に渡り学費・生活費・渡航費・医療保険を奨学金として支給しています。\\ \\ 上記でご紹介した以外にも、フランス留学の際に役立つ可能性が高い次のような返済不要の給付型留学奨学金があります。\\ 条件などは随時更新される可能性があるので、必ず最新の情報を確認してください。\\ \\ ・[[https://www.recruit-foundation.org/scholarship/academic2020\fbclid=IwAR2xxxGe4fQgVLgTi1xowfI0w1EwoFLxnjBgXuXfsja3jJYtmey8OHa3shw|公益財団法人江副記念リクルート財団]]\\ ・[[http://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/works/jpn/promotion_jpn_01.html|松下幸之助国際スカラシップ]]\\ ・[[https://japanimfscholarship.org/requirements-and-how-to-apply/|日本-IMF]]\\ ・中島記念国際交流財団\\ ・[[https://s-ef.or.jp/scholarship/|重田教育財団]]\\ ・[[https://www.hisf.or.jp/scholarship/abroad/|公益財団法人 本庄国際奨学財団]]\\ ・[[http://www.itofound.or.jp/scholarship-jp|伊藤国際教育交流財団]]\\ ・[[https://anokuni.com/scholarship/|公益財団法人 村田海外留学奨学]]\\ ・[[https://www.afs.or.jp/goabroad/year-programs|AFS日本協会]]\\ ・[[http://www.inoac-scholarship.jp/|イノアック国際教育興財団]]\\ \\ === フランス留学のための奨学金を調べるためのサイト === フランス留学のための奨学金の種類は、上記でご紹介した以外にも多数あります。\\ 次のようなサイトで、フランス留学の募集をご自身の専攻や期間、対象枠で探せますのでぜひ参考にしてみてください。\\ ◇[[https://ryugaku-shogakukin.jasso.go.jp/scholarship_abroad/page?action=swfglsearchjasso|海外留学支援サイト ]]\\ ◇[[https://www.japon.campusfrance.org/ja/bourses-et-financement|フランス留学奨学金検索]]\\ ◇[[https://www.iccworld.co.jp/info/scholarship|ICC国際交流委員会]]\\