===== オランダ留学で使える奨学金 ===== \\ 世界でも高水準の教育が受けられると、世界各国から留学生があつまる学生の国オランダ。\\ 日本の私大や、欧州・欧米で学習するケースと比べると学費が安く、上手くオランダ留学を活用して将来に生かしたいと考える学生も増えています。\\ とはいっても、海外留学となると気になるのが出費です。\\ この記事では、オランダ留学をご検討中の方必見!\\ オランダ留学で活用できる奨学金についてご紹介していきます。\\ \\ ==== 奨学金=獲得が難しいわけではない ==== 日本で奨学金を獲得するとなると、それなりの成績が必要になる事が多く「奨学金=優等生・頭がいい人だけが使える」といったイメージがありませんか?\\ 海外留学の場合は、オランダ政府や大学をはじめ、民間の奨学金機構が数多くあり、一部では定員に満たないこともあるほどオファーされている奨学金の件数が多数あります。\\ そのため、諦めずに自分の条件に合致する奨学金制度を見つけることで、大幅に留学費用の負担を抑えられる可能性があるのです。\\ \\ ==== オランダ留学の際の奨学金の種類・見つけ方 ==== オランダ留学で活用できる奨学金は、日本の文部科学省(トビタテ)や日本学生支援機構(JASSO)の奨学金制度・オランダ政府の奨学金・各大学が用意する奨学金など、数多くあります。\\ \\ ==== ◇オランダ政府教育省・オランダ大学の留学金 ==== オランダ政府教育省および、オランダの各種大学が、ヨーロッパ圏以外からの学部生・大学院生を対象とした奨学金で、最大で 5,000ユーロが支給されます。\\ [[https://www.studyinholland.nl/finances/holland-scholarship|オランダ政府教育省・オランダ大学の留学金]] \\ === ◇その他、語学留学・大学留学・大学院留学で使える奨学金を検索 === [[https://ryugaku-shogakukin.jasso.go.jp/scholarship_abroad/page?action=swfglsearchjasso|海外留学奨学金検索サイト]]で検索をすると、課程・専攻分野などから絞り込んで、申請可能な奨学金制度が一覧で表示されます。\\ \\ === ◇返済不要型の奨学金の一例 === **[[https://eacea.ec.europa.eu/erasmus-plus/library/scholarships-catalogue_en|・エラスムス+ (Erasmus+)奨学金]]**\\ EUでの勉学や研究を支援するEUの奨学金です。\\ 大学、大学院などの研究機関3つ以上のEU加盟国の高等教育機関が共同で作り上げた修士課程のジョイントディグリー(Erasmus Mundus Joint Master Degree)に参加するための奨学金制度。\\ 欧州2カ国以上で学びつつ、最高2万5,000ユーロの奨学金を受けることができます。\\ \\ **[[https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/kaigai/1shu_short.html|・日本学生支援機構(JASSO)]]**\\ 学部学位取得型・協定派遣型・第一種奨学金などによって条件・給与額が異なります。\\ \\ **・British Council JapanIELTS Award** \\ 留学先校の課程は大学学部・大学院(修士課程)・大学院(博士課程)・博士以降。 \\ 年5月末日までに、日本国内の日本英語検定協会またはブリティッシュ・カウンシルのテストセンターで IELTSを受験し、オーバーオールスコアで6.0以上を取得した者。\\ ・支給金額:30万円\\ \\ **[[http://inoac-scholarship.jp/|・イノアック国際教育振興財団]]**\\ 大学・大学院に在籍中の日本人学生で外国への、1年以上の留学を検討している方。\\ ・月額10万円\\ \\ **[[https://www.recruit-foundation.org|・リクルートスカラシップアート部門・学術部門]]**\\ アート部門の場合は、美術系教育機関で学べる分野が主な対象。\\ 学術部門では当財団が対象とする海外の大学・大学院へ在籍または入学する者(学部・修士・博士課程への正規留学に限る)などの条件あり。\\ ・アート部門:月額25万円\\ ・学部部門 :上限1,000万円\\ \\ **・カナエ奨学金**\\ 海外の大学学部・大学院(修士・博士課程)への留学を希望する方が対象。\\ ・一括100万円\\ \\ **[[http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/ishizaka/|・産業リーダー人材育成奨学金]]**\\ 応募時に財団の指定する日本の大学の最終学年、もしくは大学院の博士前期課程1、2年に在学し、財団の指定する日本の大学に在籍していること等、諸条件あり。\\ ・年額450万円\\ \\ **[[http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/ishizaka/|・経団連グローバル人材育成スカラーシップ]]**\\ 応募時に財団の指定する日本の大学の2~4年生または大学院博士前期課程(修士課程1、2年生)の学生かつ留学期間中、財団の指定する日本の大学・大学院に籍を置く者。\\ ・年額200万円\\ \\ **[[http://www.jees.or.jp/|・JEES・学研災グローバル人材育成奨学金(日本国際教育支援協会冠奨学金)]]**\\ 留学開始時において日本国内の大学に正規生として在籍する日本人学生。授業などに適応することができる外国語能力を持ち、社会科学、金融業界、特に損害保険に関心のある者。\\ ・月額10万円\\ ・航空賃支給\\ \\ **[[http://www.nakajimafound.or.jp|・(公財)中島記念国際交流財団日本人海外留学奨学生]]**\\ 専攻分野の指定あり:社会科学・自然科学・医歯薬学系・情報科学・生命科学・経営科学\\ 大学学部 大学院(修士課程) 大学院(博士課程) 博士以降の学生が対象。\\ ・月額20万円\\ ・航空賃支給\\ ・授業料の1部\\ \\ **[[http://www.nakatomi.or.jp|・(公財)中冨健康科学振興財団留学助成金]]**\\ 4年制大学卒業者で、大学学部 大学院(修士課程) 大学院(博士課程) 博士以降への留学を検討している方。\\ 専攻分野の指定は自然科学・医歯薬学系・医学・薬学系\\ ・一括50万円\\ \\ **[[https://www.funaifoundation.jp|・Funai OverseasScholarship (学部留学)]]**\\ 自然科学・医歯薬学系への学部留学で、将来、科学・技術系分野の専攻を目指す者。\\ ・年間30,000ドル\\ \\ **[[http://www.benesse-kaigai.com|・ベネッセ海外留学センター海外進学奨学金]]**\\ 語学学校 専門学校 短期大学 大学学部への留学を希望する者。\\ 奨学生は留学期間中、定期的にレポートの提出が必須。他の民間企業の奨学金留学エージェントの利用を予定しない者に限ります。\\ ・総額350万円\\ \\ **・伊藤国際教育交流財団**\\ 海外の大学等の修士課程に留学する日本人が対象。\\ ・月額1,500~2,000USドル\\ \\ **・平和中島財団**\\ 海外の大学院・研究機関に留学する者。財団指定の語学力が必須。\\ ・大学院生:月額20万円\\ ・往復渡航費\\ \\ **[[https://cwaj.org|・CWAJ海外留学大学院女子奨学金]]**\\ 大学院あるいは研究機関への留学を希望する者。ただし規定する語学力以上が必須。\\ ・年額300万円\\ ・往復渡航費\\ \\ **【音楽奨学金】**\\ [[http://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp|・(公財)明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生費用助成(2019年度)]]\\ 年額200万円\\ [[http://www.yamaha-mf.or.jp/shien|・ヤマハ音楽支援制度音楽奨学支援]]\\ 月額20万円\\ [[https://micro.rohm.com/jp/rmf/|・(公財)ロームミュージックファンデーション奨学生]]\\ 月額30万円\\ \\ ==== ◇貸与型(要返済)の奨学金の一例 ==== ・地方自治体が行っている海外留学支援奨学金\\ 仙台・東京・埼玉など、各地方自治体でも奨学金を設けています。\\ お住まいの地方自治体に問い合わせをしてみましょう。\\ \\ **[[http://www.yamaguchi-esf.or.jp|・(公財)山口育英奨学会奨学金<貸与>]]** 海外の高校・大学・大学院(修士課程)受入校の推薦書・在学証明書が必要。\\ ・月額5万円\\ \\ ==== まとめ ==== 上記でご紹介してきたように、オランダ留学で活用できる奨学金の種類は数多く存在します。\\ まずはオランダ政府や大学が行っている留学制度をチェックし、次に日本学生支援機構の提供している検索サイトを活用しましょう。\\ 検索サイトではカバーしきれていない奨学金制度もあるので、在籍予定のオランダの大学や学校に問い合わせてみたり、エージェントを活用されているのであればエージェントに聞いてみたりするのも手です!\\ 貸付型の奨学金が豊富ですので、諦めずにご自身の条件に合致する奨学金のリサーチをしてください。\\ 奨学金制度を賢く活用して、有意義なオランダ留学を叶えましょう。