===== メキシコの大学院留学 ===== \\ メキシコの大学院留学について解説します!\\ 飛行機で安く簡単に海外へ行けるようになった今、メキシコのような日本と正反対にある国へ訪れる人も増えてきました。\\ そして、海外へ行く目的も、旅行だけでなく留学のような学びを得るために行く人も多くなってきました。\\ 一言で学ぶと言っても学びの形は様々。学部留学や語学留学など、多岐に渡ります。\\ その中で、「大学院留学」という形で海外へと移る人も多くいます。\\ 大学院留学は学生のみでなく、社会人でも可能な留学制度であるため、今後ますます大学院留学を行う人が増えてくると予想されます。\\ そんな、近年増加中の大学院留学ですが、今回はメキシコで大学院留学をする方法についてを詳しく解説していきます!\\ \\ ==== メキシコ大学院留学に必要な条件 ==== 大学院への留学は主に「専門性を高める」ことが目的とされています。\\ 従って、既にある程度の専門知識を有していることを証明するため、修士課程(マスター)を取得したい場合は学士号、博士課程(ドクター)を取得したい場合は修士号を取得していなければなりません。\\ また、修士課程取得には2年以上、博士課程取得には3年以上の留学が必要となります。日本の大学から1年間、交換留学や派遣で行くとしても、学士号または修士号は必要です。\\ \\ ==== メキシコ大学院進学までのプロセス ==== 大学院留学は学部留学と比較し、選考や試験は大きく異なります。\\ 従って、大学院へ留学する場合には早めの対策をしておく必要があります。\\ ここでは、実際にどのようなプロセスがメキシコの大学院留学に必要であるのか、解説していきます。\\ \\ === 1. 大学院へ願書を提出 === 学部留学の場合は在籍する日本の大学での「学内選考」の通過を必要としましたが、大学院進学の場合には現地大学院へ”直接”「願書」を提出し、「書類選考」を受けます。\\ この願書提出時に、学士号または修士号の証明書が必要となります。\\ また、学校によっては日本の大学教授からの推薦状が必要となるケースもあります。\\ こちらに関しては学校により様々ですので、必ず大学院へ直接問い合わせをしましょう。\\ 多くの場合、各大学ホームページからメールにて、問い合わせを受け付けています。\\ \\ === 2. 筆記試験を受ける === 一般的に、メキシコは日本の大学院と比べ、入学するのは簡単だが卒業するのは難しいと言われています。\\ それでも在籍する日本の学校からの派遣・交換留学でない限りは、書類選考後に筆記試験が用意されており、基準を超えなければ入学することはできない学校が多くあります(※書類選考のみの学校もあります)。\\ 学校にもよりますが、ほとんどが「国語」「英語」「数学」「知能テスト」を試験科目としており、合計で6割ほどの点数が必要とされています。\\ \\ **■参考**\\ 海外留学支援サイト\\ https://ryugaku.jasso.go.jp/oversea_info/region/sc_america/mexico/info_mx_guide/\\ \\ ==== メキシコ大学院進学に使える奨学金 ==== 学部留学の場合と同様、大学院留学であっても奨学金の使用は可能です。\\ 更に、メキシコへの留学であれば「メキシコへの留学生専用の奨学金」も用意されているため、奨学金審査が非常に通り易くなっています。\\ しかも、返済不要な奨学金ですので、応募しないわけにはいかないでしょう。\\ ここでは、メキシコの大学院留学へも使用可能な、返済不要の奨学金制度について紹介します。\\ \\ === 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 専門コース === 40歳以下であれば誰でも応募することができ、例年50名ほどが採用。また、受給期間は1年間までとなっています。\\ 往復旅費、授業料・講義料、月々の滞在費(月約5.5万円まで)が支給され、給付型奨学金のため、返済の必要はありません。\\ 研究レベルの向上を目的の1つとした奨学金ですので、大学院留学には最適の奨学金かと思います。\\ \\ **■参考**\\ 外務省 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画\\ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/jm_kk.html\\ \\ === 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 スペイン語・メキシコ文化コース === こちらの奨学金は、専門分野をさらに強化する手段としてスペイン語を学ぶ人を対象とした奨学金となっています。\\ 給付型奨学金のため、返済は不要。20歳?35歳未満までが応募資格を持ち、毎年20名ほどが採用されています。\\ 奨学金の受給期間は1年間までで、①往復旅費、授業料・講義料 ③月々の滞在費(月約5.7万円まで)が支給されます。\\ また、一定のスペイン語力を有している場合には、1ヶ月?半年までのインターンシップ実施の権利が与えられます。\\ \\ **■参考**\\ 外務省 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 スペイン語・メキシコ文化コース\\ https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/m_ca_c/mx/page24_001038.html\\ \\ ==== まとめ ==== 留学と言えば「語学力向上」を目的とするイメージが強くありますが、現在では語学は「手段」であり、その手段を使っていかに「専門性を高めるか」を重要視する流れも出てきました。\\ そのため、学部留学、さらには大学院留学の重要性はますます高まってきています。\\ メキシコへの大学院留学の場合も例に漏れず、今回ご紹介した奨学金の応募要項を見て分かるように、やはり「専門性向上」が求められています。\\ そのため、大学院の授業は高いレベルのものを要求されるため、現地での苦労は大きいかと思います。\\ しかし、単なる経験では終わらない知識が間違いなく身に付き、異国の地メキシコであるならば尚のことかと思います。\\ 今回ご紹介した大学院へのプロセスをしっかりと理解し、将来へ向けメキシコ進学にぜひ挑戦をしてみましょう!\\