===== 台湾ワーキングホリデーについて ===== \\ ワーキングホリデーで留学する人が増えている近年。\\ 観光地としても人気の台湾にワーキングホリデーへ行く人の数が、増加傾向にあります。\\ なぜ近年ワーキングホリデーをする人が増えているのでしょうか。\\ \\ ==== ワーキングホリデーって? ==== そもそも「ワーキングホリデー」とは...\\ 旅行のみではなく協定を結んだ国に長期滞在でき、滞在期間中に就学・旅行・就労・生活することが許されている制度です。\\ しかし過去に1度その国でワーキングホリデーを利用している場合、再度申請できないので注意が必要です。\\ 台湾でワーキングホリデービザは、「度假打工簽證」といいます。\\ 2009年6月、日本交流協会と台北駐日経済文化代表処の協定により「ワーキングホリデー制度」が導入されました。\\ 観光だけではなく、中国語を勉強し、アルバイトで稼ぐことができます。\\ アルバイトの時間など制限がないため、制限のある停留ビザでの「工作許可」(アルバイト許可)で働くのとは、差が出ます。\\ \\ === ◆台湾のワーキングホリデービザの概要 === {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="182px,280px"}} ^ 項目 ^ 概要 ^ | 対象年齢 | 18~30歳 ※申請時の年齢 | | 滞在可能期間(最長) | 360日 | | ビザ発給人数 | 5,000人 | | 就学できる期間 | 制限なし | | 就労できる期間 | 制限なし | | ビザ申請方法 | 台北駐日経済文化代表処にて申請 | ※引用元:[[https://www.roc-taiwan.org/jposa_ja/post/7075.html|台北駐大阪経済文化弁事処]]\\ \\ 台湾のワーキングホリデーは1年間滞在することができますが、180日ごとに区切られているのが特徴です。\\ 更新は180日の滞在が切れる前に台湾のサービスステーションにて更新の無料手続きを行い、計360日間の滞在をすることができます。\\ 台湾のワーキングホリデービザ申請には、20万円以上の残高証明や滞在証明中を保証する海外旅行保険証明などいくつかの書類が必要ですが、申請は難しくありません。\\ \\ ==== ワーキングホリデーで出来ること? ==== ワーキングホリデーは過ごし方が様々。\\ 人気観光地でもある台湾には、観光名所が多いため、ゆっくりと旅行するのも良いですし、アルバイトをしながら、自分のペースで学校に通うこともでき、自由に留学計画が設計できるのが魅力的なところです。\\ 就職や結婚などの事情以外で台湾に滞在するためには、ノービザ(90日まで)で渡航するか、大学の華語センターに入学し停留ビザを取得する、現地の大学に正規留学する、またはワーキングホリデービザで渡航することとなります。\\ ノービザでは最大90日までの滞在が可能ですが、働くことはできません。\\ また停留ビザで渡航する場合、平日は学校に通い、中国語の勉強を主に行うことが条件となります。\\ また停留ビザは、アルバイトについては入国してから1年間はできず、居留ビザに切り替え、工作許可をもらってようやくアルバイトが可能となります。\\ しかし、アルバイトが可能となっても、就労時間の制限がでてきます。\\ そのため、旅行など遊びながらも現地で働きたい人は、ワーキングホリデービザはうってつけです。\\ \\ === ワーキングホリデーで稼げるバイト代は? === ワーキングホリデーは就業時間に制限がないため、しっかり働いて生きた中国語を学ぶことができますが、台湾の最低賃金が時給158元ということを考えると、すべての生活費をまかなうことは難しいと考えられます。\\ アルバイトだけではなく、観光や買い物などもたのしみたいという方は、特に余裕をもって渡航されることをおススメします。\\ \\ ==== ワーキングホリデービザの手続き・必要書類って? ==== ここまでワーキングホリデーについてご紹介してきましたが、重要なビザの申請方法はどのようにすればいいのでしょうか。\\ 次にビザ申請の流れや申請時の注意事項についてご紹介していきます。\\ \\ === ◆台湾のワーキングホリデービザの申請条件 === ・日本国籍を有していること\\ ・過去に台湾のワーキングホリデービザの発給を受けていないこと\\ ・申請時の年齢が18~30歳であること\\ ・渡航目的が休暇であり、就労は付随的なものであること\\ ・ビザの有効期限が満了になる前に出国すること\\ ・被扶養者が同伴していないこと\\ ※被扶養者が同様或いは他査証を取得している場合は除く\\ ※引用元:[[https://www.roc-taiwan.org/jposa_ja/post/7075.html|台北駐大阪経済文化弁事処]]\\ \\ 台湾のワーキングホリデービザは休暇を目的とするものなので、働くことをメインに考えている場合、ビザが発給されないこと場合もあるので注意しましょう。\\ \\ {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="251px,390px"}} ^ 項目 ^ 概要 ^ | パスポート | 有効期限6ヵ月以上 | | パスポートのコピー | 1通 | | 申請書類 | 1通 [[https://visawebapp.boca.gov.tw/BOCA_EVISA/|専用サイト]]にて入力後印刷 | | 証明写真 | サイズ(3.5×4.5)、2枚 | | 海外旅行保険の保険証券 | 加入期間1年以上 | | 海外旅行保険の保険証券コピー | 1通 | | 申請者名義の滞在費用証明書 | 1通、発行3ヵ月以内 | | 残高証明書 | 日本版または英語版 | | 申請者名義の往復航空券 | 30万円以上の財力証明書を提出した場合は不要 | | 履歴及び予定行動表 | 1通、所定フォームに印刷し記入 | | 現住所証明 | 本人申請:原本要提示(住民票・運転免許証など) | | ビザ申請費用 | | ※引用元:[[https://www.roc-taiwan.org/jposa_ja/post/7075.html|台北駐大阪経済文化弁事処]]\\ \\ 提出する代表処や弁事処によって情報が異なるので、確認を忘れず行いましょう。\\ ※2021年1月1日より1ヵ月間ワーキングホリデービザの新規申請が不可となっています。\\ 2020年に取得済みのワーキングホリデービザは入国可能となりますので、ご注意ください。\\ \\ ==== まとめ ==== 台湾のワーキングホリデーは、休暇を主な目的としていますが、様々なことに挑戦している留学生が多いことが現実です。\\ 好きな台湾で自分がやってみたいことに挑戦してみてはいかがでしたでしょうか?