====== フランスワーキングホリデーについて ====== === フランスでワーキングホリデー!必要な準備・現地での暮らし方 === フランスでワーキングホリデーにあたり、いろいろな準備が待っています。\\ この記事では、フランスでのワーキングホリデーに必要な書類と、快適な現地での生活に向けて、日本にいる間に準備しておきたいポイントをご紹介します。\\ \\ ==== フランスワーキングホリデーに必要な準備 ==== まずはフランスワーキングホリデーの対象者や内容、そして申請に必要な必要書類と、手順を確認してきましょう!\\ === ◇そもそもフランスのワーキングホリデーとは? === 対象者は18~30歳未満の方で、フランスで1年間の仕事につくことができます。\\ 定められている就業時間は週35時間以内。\\ 観光を中心として、フランスで仕事をし、少し語学も勉強してみたいという方におすすめの滞在形式です。\\ たとえば、3か月語学学校で勉強→7カ月フランスで仕事→2ヵ月旅行といった時間の使い方ができます。\\ \\ === ◇フランスのワーキングホリデービザを申請【流れ・注意点】 === では、早速フランスのワーキングホリデービザの申請方法についてご紹介します。\\ === ・ビザ申請方法について === まず、ビザ申請はフランス入国日の 3カ月前から可能です。\\ 申請者は在日フランス大使館ホームページから、書類提出日を予約してください。\\ \\ **【必要書類】**\\ 1:申請書類チェックリスト1部\\ 提出する書類の原本およびコピーを確認後、?にチェックするし、以下書類と一緒に提出してください。 \\ \\ 2:長期ビザ申請書 1 部\\ \\ 3:証明写真1枚\\ 正面、無帽、背景は白、35×45mm、デジタルデータ不可。\\ \\ 4:パスポート\\ 10年以内に発行されたもの。\\ \\ 5:申請動機作文 1 部\\ 書式の設定はなく、基本的に自由に記載できますが、用紙は在日フランス大使館ホームページからダウンロードできます。\\ http://www.ambafrance-jp.org/IMG/pdf/formulaire_visa_vascances-travail_motiv.pdf?17808/391953e9a217ab4798f2fe27aecdc1554821d04e\\ 動機文章については、あくまで観光を主体とした本来のワーキングホリデーの趣旨を意識しましょう。\\ 学業目的が感じられる場合、各種専門職での就労そのものを目的としている場合は却下されやすい傾向があります。\\ 【なぜフランスなのか】も分かる動機にすると審査に通りやすいです。\\ \\ 6:滞在中の計画書および履歴書\\ 書式は自由です。英語またはフランス語で記入しましょう。\\ \\ 7:日本もしくはフランスの銀行の残高証明書\\ 申請日から1か月以内に発行された証明書である必要があります。\\ 3100 ユーロ以上(相当する額の日本円)の残高が必須です。\\ \\ 8:ワーキングホリデービザ 宣誓書\\ 用紙はフランス大使館サイトからダウンロード\\ http://www.ambafrance-jp.org/IMG/pdf/ENGAGEMENT_VVT_FR-JP.pdf\\ \\ 9:健康診断書\\ 申請日1カ月以内に医師が作成したもの。英文・和文いずれも可。\\ 「健康である」と明記されていること、診察日時が書かれているものであればフォーマットは自由です。\\ 健康診断の内容で却下される可能性はある?\\ 持病がある場合は、医師は嘘を付けませんから「日常生活に支障なし」という記載になることもありますが、この記載方法で通ったという方もいます。\\ 逆に却下されたという声はないので、持病があっても「日常生活に支障なし」という言葉をもらえれば問題はないでしょう。\\ \\ 10:海外旅行保険加入証明書\\ 英文もしくは仏文。\\ 到着日(フランス入国日)から 1 年間有効なもの。\\ クレジットカードに付随する健康保険は対象外です。\\ \\ 11:氏名・住所記入したレターパック(赤)1通\\ 住所・氏名を明記しておきましょう。\\ \\ ビザの審査・発給料金は無料です。\\ ビザ発行までに現在1週間から10日間ほどかかります。\\ 書類に問題がある場合1~2ヵ月必要になるケースや、最悪の場合、申請が却下される場合もあるので慎重&早めの行動をおすすめします。\\ \\ === ◇滞在宿・ステイ先さがし === 数カ月の語学留学をしてからワーキングホリデーをされる場合は、語学学校の寮やホームステイを活用し、その間に滞在宿を探すという方法もあります。\\ 出発前に数か月の滞在先を決めておきたい場合は、次のようなリサーチ手段がありますよ。\\ * ネットで物件情報を探し、問い合わせる(Leboncoin・SeLoger・AVendreALouer.frなど) * フランスの物件を取り扱っている日本の不動産屋に相談する * フランス在住者用の掲示板サイトで探す(MixB・フランス掲示板 ・ジモモパリ) * AirbnbやHomeAwayなど民泊を利用する \\ ただし、自力で探し出したとしても入居目前となってワーホリビザを持っていても働く所が決まっていないとなると、家主は貸す事を渋る事もあり ます。\\ なので、家主とのやり取りに不安がある方はフランスの物件を取り扱っている日本の不動産屋に相談する方法が安全です。\\ \\ === ◇仕事さがし === よく利用されているのは、フランスの日本人向け情報サイトにある求人欄です。\\ OVNI 、MIXB 、JIMOMO 、在仏日本人会 などがあります。\\ 現地に行けば「BOOK-OFF」の掲示板や店舗の張り紙で随時、募集を確認できます。\\ フランス語に自信のあるかたは、Indeed やP?le emploi といった求人サイトが役立ちます。\\ 出発前からコンタクトを取り、オンラインでレジュメを送りなどできることからスタートしましょう。\\ たとえばレジュメは基本的にA4用紙一枚に収まるように作成し、フランス語で記載されていることが望ましいです。\\ そういった準備を日本でしておくことで現地に到着して1から活動を始めるよりも、ずっと気持ちが楽になるはずです。\\ \\ ==== 必要な費用はどのくらい!? ==== フランスでのワーホリに必要な1年間の費用は諸手続きにかかる費用・航空券・家賃・生活費・交際費など含めて200万円ほどです。\\ ワーホリでどのくらいのお金を稼げるかによって用意しておきたいお金は変わります。\\ ということで、具体的にフランスでワーホリをするとどんな仕事・条件の募集が多いのか次にご紹介しますね。\\ \\ ==== フランスワーキングホリデーで多い仕事・条件 ==== {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto&colwidth="249px,175px,104px"}} ^ 職種  ^ 時給相場 ^ 語学力 ^ | ベビーシッター | 個別に相談による | 初級 | | ジャパニーズレストラン | 平均10ユーロ | 初級 | | 美容院スタッフ | 平均10ユーロ | 中級 | | 日本語教師 | 平均15ユーロ | 上級 | | 日本食レストランのスタッフ | 月800ユーロ | 中級 | | パティシエ | 時給10ユーロ | 初級~中級 | | レストランのシェフ | 月給1,650ユーロ | 初級~中級 | | ツアーガイド | 時給8~12ユーロ | 上級 | | ショップアシスタント | 時給9~10ユーロ | 上級 | \\ 日本食レストランなど飲食店での仕事は見つかりやすいですが、その他の仕事かつ条件の良い仕事となると、到着後すぐに見つかるとは限りません。\\ 数か月、十分に暮らしていけるだけの費用を備えておくと安心です。\\ \\ ==== フランスワーキングホリデーに関するよくある質問 ==== === ◇コロナの影響でビザがおりにくくなっているって本当? === 現在、新型コロナウィルス感染症の影響により、ワーキングホリデービザの申請は現在、受け付けていません。\\ ビザ申請の受付が再開されましたら、またこのページで報告していきたいと思います。\\ \\ === ◇ワーホリ期間中フランス以外のシェンゲン協定加盟国に観光しても大丈夫? === 1年の間であればシェンゲン協定加盟国への観光が可能です。\\ 例)フランス(7ヶ月滞在)→セルビア→アルバニア→フランス \\ === ◇ワーキングホリデーの延長について === 期間延長も身分変更も一切認められていません。\\ 滞在期間を延ばす方法としては、ワーホリをしている間に就職先を見つけて就労ビザに切り替えるか、フランス在住者と結婚してそのまま居続けることのいずれかになります。\\ \\ === ◇学生ビザとワーキングホリデーの違いは? === 長期の学生ビザ(期間6か月?1年)を取得すれば週に18時間までの就労が認められています。\\ 一方のワーキングホリデービザでは1年の間の労働を許可するもので、正規労働時間とおなじ週35時間までの労働が認められます。\\ \\ ==== まとめ ==== フランスワーキングホリデーを検討する際に知っておきたい、準備と流れをご紹介してきました。\\ 「現地に行ったら何とかなる」と考えていると、焦りから仕事を見極められなかったり、情報不足から騙されてしまったりということもあります。\\ フランスのワーホリに出発する前から仕事や住居に関する知識を少しずつ付けて、現地到着と同時に動きだせる準備を今から進めてみてください。\\